どん底から音楽を続けるために大きく変われたこと
先週の話なのですがすごく嬉しい出来事がありました
自分で作ったCDを中国の方が気に入ってくれたみたいでBOOTHという通販サイトを通して手に取ってくれたのです
レーベルに所属しているわけでもないアマチュアDTMerのCDを海外の人が買ってくれたというのはなかなか簡単には起きないことだと思います
元々はTwitterで僕たちの音源を楽しみにしてくれているというのはやり取りをして知っていましたがまさか本当に本人の手元に届く日が来るとは…
僕は素直にこの事実が嬉しくてDTMで音楽を続けていて良かったと思える瞬間でした
DTMを始めてかれこれ3年以上が経ちましたが当初は自分がデモCDを作ってそれを買ってくれたり、「勇気をもらえた」「新曲を楽しみにしている」と言ってくれることもないのかもしれないと思うこともありました
例えお世辞だったとしても自分の曲を聴いてくれて何かしらの評価をもらえることがあれば嬉しいことです
noteでもブログでも何度か書いていますが一度は音楽自体を完全にやめてしまおうと考えた時期がありました
僕の場合は突然のバンドの解散によりポツンとひとりぼっちになってしまいライブハウスでの音楽活動が全くできなくなってしまったことが原因でした
それと同時に会社での人間関係も上手くいかないことも起きてしまいまさに負のスパイラルに陥ってしまいました
音楽活動もできない、仕事もうまくいかない、まさに人生のどん底のような状態からなんとか今の充実したDTMLifeを送れるようになりました
世の中には音楽に限らず創作活動をする上で何かが原因で活動を続けるのが難しくなる、もしくはやめてしまおうと考えるタイミングはどこかできます
僕の周りだとバンド、グループ、アイドル、ユニットの解散又は休止、仕事、精神的な問題、モチベーションの低下、人間関係など様々な原因です
創作活動は趣味でやっている以上は仕事でもないので必ず続けなくてはいけないというわけではありません
活動をやめるタイミングを決めるのはどんな時も自分自身です
やめるのは簡単、しかし続けることは難しい。
ですがどんな小さなことでも良いので成果を積み重ねることができればきっと自分にとって何か良い事があるのは絶対だと考えるようになりました
僕にとって活動を続けてみて良かったと感じられたことの一つが今回の海外の方がCDを買ってくれたということでした
人それぞれ活動の喜びの形は違うと思いますがそれらを一つ一つ大事にして噛み締めながら活動をしていけるかというところも続ける上で大事なことなのだと感じています
どん底の状態から自分の中のある事が変われたことにより今でも続けられているのですがそれを紹介します
たったそれだけのことで僕は今でも音楽を続けられていると実感があります
●活動が止まることを周りの人や環境のせいにしない
僕の場合はバンドが突然解散したという事がどん底になった原因だと述べていますがその時にすぐに周りのせいにしてしまったのです
・地方ではバンドマンが少ない
・箱も少なければライブに来るお客さんも少ない
・ドラマーが少ない
・急に脱退したメンバーのせいにした
・自分のやりたいジャンルに合う人がいない
など自分でコントロールできない部分に非があると考えてしまったのです
しかし一つだけここで絶対にしなかったことは元メンバーに対するアンチ的な行動、いわゆるネガティブキャンペーンはしませんでした
それをやってしまったらバンドマンとしてだけではなく人としても終わりだと思ったからです
自分でコントロールできない部分に腹を立てて非があるということは
「自分では今後どうしようもできません、お手上げです!」っと言っているようなものでそのままでは活動が止まるのはもちろん何も変化は起きません
活動の停止=周りの人や環境のせいにする
ということは自分は変われませんと完全に認めてしまうことと同じなのです
そこで活動を終えて納得が行くならばそれで良いと思いますが僕は納得が行くわけもなく何としてでも音楽を続けたいと考えました
その結果、まずは自分がコントロールできない部分に非があると思うのではなく自分がコントロールできる部分を変えていくしかないという発想に切り替えました
そう考えることでいくらでも変われる要素はあるとも考えられるようになりましたし、バンドで活動ができないならば個人でDTMで音楽を続ければ良いという考えにも行き着きました
・買いたい機材があるけれども高くてお金が無くて買えない⇨自分で稼げば良い
・DTM初心者で操作も打ち込み方もわからない⇨DTM教室に行ってプロから教われば良い
・音質が周りと比べて良くない⇨音質が良くなるまで機材投資又はやり方を改善する
など一つ一つ自分が変わらなければ解決できないことを潰していくようにしました
こうすることで文句もありませんし、言い訳を自分にもしないという発想にもなれました
なぜならば自分との戦いを日々積み重ねて行くという考えだからです
自分は音楽活動をする上で大事だと思うのは特にこの周りや環境のせいにしないということです
●終わりに
自分にとって創作活動をする上で喜びを感じられる形は何でしょうか?
個々によってその形は違うと思います
活動の喜びの形は誰かが決めるのでは無く自分で決めてこそ価値があるものです
その一つ一つを噛み締めて重ねて行く事ができればきっと長続きできると感じています
時には悲しいことや悔しいこともあると思いますがそういったことに直面した時に周りや環境にせいにするのでは無く、一旦冷静になって自分が改善できるところはないか?と考えてみてはどうでしょうか
というわけで今日はこの辺で!ではまた
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