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素直に生きるための冷静さと冷徹さ

ここ最近では「毎日が楽しい」このように感じることが増えてきた。
そう感じれるようになってきたのは素直に生きることを意識するようになってきたからだと思う。
noteでも何度か書いてきているけども去年の11月にサラリーマンという生き方を辞めてみた。
単純につまらないという気分の方が大きくなってきたのと何度か20代で転職を繰り返してみた結果。サラリーマンの生き方が自分には合わないと確信したからだ。
(詳しくはこちらの記事を読んでみてください⇨転職を3回してみてわかったサラリーマンのメリットとデメリット
そう確信してから「ならサラリーマンを辞めてみるか、サラリーマンを辞めたくらいで死ぬことはないだろう」くらいの感覚で辞めた。
サラリーマンを辞めるという選択も素直に生きると意識した中で決断したことの一つだ。
素直に生きることは生活していると気分が良い、こう感じることが多いからこれからも続けていきたいのだけど、その素直さを持ち続けるために必要なモノや大事なことを見つけたからこの記事でまとめておきたい。

●感情で動くタイプの人間に振り回されてはいけない

1月くらいまでとにかく目先の結果にこだわるタイプの人間と物事を一緒にする機会があった。(※この記事の中で仮の名をTとする。)
Tはとにかく早く目先の結果を取りに行くタイプの人間でわかりやすく野球を例にするならば、練習はそこまでやらなくても試合で結果が出ればそれで良いと考える人間だ。
無駄に練習するくらいなら試合をガンガンやって、その中で技術を身につけていけば良いという発想なのだと思う。
個人的にはこの考えは嫌いではない、しかしそれをして上手くいく人間は結果に対して分析し、改善策を考える、そして具体的な行動に移せる人間だと僕は考えている。
わかりやすい言葉でまとめるとPDCAを上手く回せる人間だ。
それができるならとにかく実践して経験を積めば良いと思う。しかしTは違う、試合をする⇨楽しかったで終わりの考えなのだ。
これは感情で動くタイプの人間の考えだと思うのだけれども、これでは肝心な分析どころか改善策も具体性のあるモノにはならない。
ちなみに感情で動くタイプの人間は女性に多いと感じている。

●冷静に感情をコントロールする

何が足りないから感情で動き続けるのか、足りないモノは冷静さなのだ。
感情で動くタイプの人間は冷静に感情をコントロールできないから感情が先にきて行動に出る。四字熟語に猪突猛進という言葉があるがまさにその事だ。
冷静に一度立ち止まって現状をまずは把握する、把握した上で改善策を練る、実際に行動する。冷静に物事を考えれば感情が先に来ることを抑えられるはずなのだ。
冷静に感情をコントロールできればその順番さえも変える事が可能だと僕は思う。まずは行動する、行動した上で分析する、改善策を練る、行動する。
起きた結果に対してそれが望んでいたものではなかったとしても感情的にならずに冷静に次するべきことを考える。これが冷静に感情をコントロールすることだと思う。

●冷静さの無いプロジェクトチームの先にあるもの

グループで何か、一つのプロジェクトを進めていく上で大事なのは具体性のある道筋だと考えている。
もし具体性も何も感じられないまま、ただお金や時間、エネルギーなどのコストが発生し続けていればそのグループには不満が溜まっていく…。
現状も把握できていない…今ある道の先もよくわからない…その状態はまさに不安そのものだ。
不安と不満がグループに蓄積していくと何が起きるか、それは解散だ。

●冷静に考えて冷徹に行動する

ここまで冷静さについて口酸っぱく説明をしてきたのだけれど、ここで一つ人間が素直に生きて行く上で邪魔になるものがある。それもやはり感情なのだ。人間には感情があるから冷静に考えたとしても「でも〜」という言葉がまとわりついてくる。これは人間だから感情がまとわり付くのは仕方がない。こういった時に感情によってするべき行動をセーブさせないための力がある。それは冷徹さだ。
冷静に考えて冷徹に行動する。これこそが感情をコントロールするための思考だと僕は考えている。
もし同じくらいの実力がある人が2人いたとして結果に差が出ているとしたら上手くいっていない方は冷静さと冷徹さに欠けているのだと思う。
冷静さと冷徹さが欠けている人にさらに具体的な言葉で言うと何があるのか、それは甘さがあると認識している。
自分の弱さに対して冷静に考えて冷徹に行動できないから甘えがあるということだ。

●素直に生きていくためには冷静に考えて冷徹に行動する

20代を振り返ってみて素直になれない生活は息苦しい生活だと考えている。
歯をくいしばって毎日、体力的にも精神的にもつらい仕事をしていては身を削っているのと一緒だ。それでは歳を重ねる度に体を悪くしてしまう
最悪のケースは自分自身で身を滅ぼしてしまうということだってあり得る。
素直になれないということは何かしら自分をセーブさせてしまっているものがあるからなのだけれど、セーブしている要素の一つに誰かに対する情があるとすればそれを冷静に冷徹に排除するしかない。
例え誰かに「鬼だ!非道だ!悪魔だ!」と言われようがこの世で大切なのは他人ではなく、自分自身なのだ。
まず自分を大切にできないものに他人を大切にするなどそんなことはあり得ない。あり得るとしたらそれは素直な心ではなく意地か見栄、プライドのどれかだろう。
意地や見栄、そしてプライドを他人に押し付ける時ほど人間が醜いことはないと僕は感じている
自分自身を守る上でも素直に生きる、そしてそのために冷静に感情をコントロールして冷徹に行動を決める。
もしこの記事を読んで素直に生きることができなくて悩んでいる人がいれば僕から伝えたいことは「素直になるために誰かに対する情を捨てて、まずは自分を大切にしよう」ということです。
誰かにを大切にするのは後でいいからまずは自分を大切にする。
これからも楽しい生活を送っていくために自分に素直に生きていきたい。

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