東京弾丸ツアーでモノクロの世界を色鮮やかにしていくための必要なモノに気づけた
「もう少しでつまらない人間として生きていくことになりそうだった」
僕は最近そう感じることがある。結果として今ではそれを解消させるためにどうしたら良いのかがわかった
●一人ぼっちで楽しむ生活は季節感を失っていく
振り返ってみると色々な理由をくっ付けて基本1人で何かをして1人でことを済ませる方が楽だと考えることがここ2年くらい続いていた
1人ぼっちで動くという考えは季節感のないモノクロのような世界観で生きるなら楽な方法だと思う。
僕が18歳の頃からしている音楽も最初はバンドをしていたけれども結果的にはDTMで1人で制作することがほとんどになった。
仕事が終わってからや休日は部屋に引きこもって黙々と曲を作っていく、決してそれは悪いことではないし楽しいと感じる。
しかし何かが物足りなく感じてしまう…1人ぼっちで動くという考え方にしてからずっとそれが付き纏ってきていた。
だから尚更どうやって解決すれば良いのかもわからないからまた1人でもがき苦しんでゆく…この生活がずっと続いて行くとしたら何に喜びを感じていけば良いのだろうか…
まるで深いトンネルの中で1人で行き詰まっているような状態だった。
季節が止まった生活を送ってきた20代⇦季節感のない世界についての考察の記事です。
季節感のない生活のエネルギーの強さについてまとめていますが同時にリスクとしては面白みの天井に差し掛かった時に虚しさや物足りなさに襲われるのだと今では考えています。
●季節感のない世界から抜け出すために必要なモノを見つけた
そのトンネルの中に光が射したのはふとしたことからだった。それは僕よりも音楽歴がめちゃめちゃ上で年齢も親と同じくらいの人に講師としてDTMソフトの使い方を自分なりにわかりやすく説明させてもらった時の事だった。
「ありがとうございます。先生のおかげで問題が解決しました。」そう言って深くおじきをしてもらえることがあって、その時に人の気持ちを動かすことができて感動している自分がいることに気づけた。
他の人からするとなんだそれだけのことかと思う人もいるかもしれないけども一人ぼっちで生活を楽しもうとしていた僕からすると何かが足りないと感じる状態にやっと解決の光が射し始めた。
結果的に何が足りなかったのかは人と会って人を想う事だった
人から裏切られることが怖くて人を想うことから逃げていたということにも振り返ってみてそう思う。
だから自分で納得のいくように制作をして生活を楽しんでいるつもりでいても何かが足りないという気持ちが消えることがなかったのだと辻褄が合ってくる。
そう考えて遠い場所にいる人に自分が動いて会いにいく事をしてみようと考えた。
わざわざ高い運賃を払って東京まで行こうと考えるわけだがここで行かない理由なんていくらでもくっつけることができる。しかしここで動けない自分がいたら自分の弱さに勝つことができない。そんな自分はかっこ悪いのとつまらない人間になってしまう。
だから突発的にバックパックに必要最低限のものだけ入れて動く事を決めたのだ。目的は人に会って人の話を聞きに行きたいということだけだった。
●荷物はバックパック一つで東京に人に会いにいく弾丸ツアーをしてみた
3日間ほど東京に滞在していきなりの連絡だけどもそれでも会ってくれる3人と会ってきた。その3人とも偶然地元が金沢の人間で
・学生時代に世話になった先輩
・社会人になってから知り合ったバンド仲間
・小学校の時から同じ野球チームにいた友達
の3人だった。
そしてこの3日間で急遽想定外の僕の人生のターニングポイントとなる出来事が起きてしまう。決断をするタイミングでもある時に地元が金沢の先輩がそばにいてくれて背中を押してくれたのだ。
東京にまできているのに登場人物が全員地元が金沢の人間というのにも何か奇跡的なものを感じる。
そして3人とも急遽東京に行く事を連絡してすぐに「行ける!」と言って会ってくれたのだ。
●本当の自己投資とは人としての強さそのものだと気づけた
僕は今回この行動をしてみて会ってくれた3人から学んだことが
人のことを想うことができる強さはお金の力だけでは身につけることはできない。
そして人のことを想う強さは人としての魅力となり生活を彩っていく。色んな人の想いが重なっていくから生活の中で面白いと感じることが増えていくという確信を持つことができた。
だからモノクロの世界から抜け出すためには人の事を想う強さを身につけて生活を彩っていく必要がある。
生活が色鮮やかになっていけばそれがエピソードになりドラマになるのだという事をこの3日間で学べたのだ。
これは絶対にお金では買うことのできない大事なものだと胸に刻んで今後の生活を面白くして行きたいと思う。
僕はまだまだ強い人間になれていなかったからこそ人として強くなっていきたい
だから日々誰かのこと想っていく人間になる。
これまでの僕は自己投資として機材や学習費、その他色々なことに投資をしてきたと自分なりに解釈をしているのが本当に必要な自己投資とは人としての強さそのものなのだと今では考えられるようになった
本当にそればっかりはお金では買えるものではない、しかし自分が好きな人に喜んでもらえるためのお金は惜しみなく使うべきだと考えられるようになった。
人として強くなるために28歳の僕はこれから日々誰かを想い続けていく
●強くなるために身近な人を大切にすることから始める
金沢に帰った時に迎えにきてくれた人は20年以上の付き合いで小学校の野球クラブのキャッチボール相手でもあり、今でも一緒に音楽制作をしているtaturoだった。Subliminal Painという僕のDTMユニットを知っている人には名前を聞いたことがあるかもしれない。
実は東京の3日間の内(急遽想定外のことが起きたこと)に次の就職先が決まりその事を話ししたら「どこか行きたいところがあったら遠慮なく言ってくれ!就職祝いにどこでも連れていってやる」と言ってくれた
僕は考えたけどもすぐに想いつかずに実家である僕のDTM部屋と伝えた
この場所が僕のDTM生活の始まりの場所であり同時にモノクロの世界を知ることもできた場所だ
そしてtaturoがいなければ生まれなかった曲ばかりである。
小学校のキャッチボールが無ければ今の僕がなかったとも言える
これからはさらにもっと良い作品を作って行きたい。そのためにtaturoの存在なしでは不可能だと感じる。
人としての強さ、クリエイターの強さを身につけるためにまず必要なものはお金でも機材でもスキルでもない。
人の事を想うことから、そして身近な人を大切にしていくことからだと今の僕は考える。
そしてこの記事を読んでくれた人にも伝えるべきことがある。ネットを通しての情報だけだが繋がっているからこそ
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