見出し画像

無人島猿島で研ぎ澄まされた感覚と出会い

11/3から12/1までの木金土日祝の18日間で開催されている猿島でのイベント「SENSE ISLAND 感覚の島」はもう皆さん行かれましたでしょうか?

遅くなりましたが、私もやっと念願叶って行ってきました。

プログラム中むきだしになる感覚と、その後の出会いの興奮覚めやらぬまま、ここに記録していきます。

画像1

普段夜に猿島は行けないので、並んでいる人も少ないかなと思っていたのですが、行ってみるとなんと長蛇の列。

それもそのはず。事前予約チケットは最終日まですでに完売!気温も10℃前後の中で、皆さんよくお越しいただいておりました。しかも市内の知り合いはほとんどおらず(三浦学苑のコスモスのメンバーも取材に来ていました^^)、おそらく市外からのお客様がほとんどの状態だったと推測します。

画像4

今回の企画「SENSE ISLAND」のコンセプトは、感覚を研ぎ澄ましアートと猿島の普段とは違う面を体験してもらうこと。(詳細は以下のサイトをご覧ください)

それによると、

”人工的に作ってしまった感覚を取り払い、
テクノロジーや時間を取り払い、
猿島やそこに有る自然の文脈を、
そしてその文脈を感じるために自分自身と向き合うような
作品や体験を置くことで、
我々が失ってしまった感覚をもう一度取り戻す試みを行う。”

ですから島内を散策する前に、参加者はスマホなどの携帯は”封印”させられます。

それにより島内の作品や様子などの写真が撮影できないので、この記事を読んでいただいている皆さんのセンスでイメージしてください。


私の参加した感想は、

「猿島×感覚×アート」それぞれの魅力を存分に引き出し、それぞれを掛け合わせた上質な体験プログラムであったということ。

無人島の中をスマホ等で照明を使わずに、自然の躍動を目と耳で感じ、スマホで記録や確認をせずに、自らの感覚で前に進む体験は、ほとんどの方が初めての体験であるはず。

誰もが持つ時の最新道具を封印し、目の前のものをそのまま受け入れる体制を作らせ、そこに猿島の歴史と自然とを融合させたアートが繰り広げられています。

いや、アート作品は各所に展示されたものはもちろんだが、プロデューサーの想いとしては、この島全体をアート作品としてあるような感覚で鑑賞してもらいたかったのかと、一周まわったゴール地点で感じるに至りました。

これまでに考えていた

地域資源の魅力にいかに付加価値をつけていくか

それを上質かつ大規模に実行してくれた企画であると感じた。


そして今日は最終日の前日。

幸い、仕掛け人たちのトークショーが繰り広げられていました。

画像3

ありがたいことに、過去に苦楽を共にした親友から紹介され、出会うべくして出会ったキュレーターを務める林さん。まさに現場を仕切られこの企画を作り上げてきたお方。

そしてそしてプロデューサーを務めるライゾマの齋藤さんとの出会いも。熱のこもった次に繋がる話ができ嬉しく思いました。

そして日本学術振興会の原さんにもお越しいただきました。

横須賀としてありがたいのは企画の成功に向けて、中身の充実に加え、プロモーションも幅広く展開いただいており、海外アーティストや国内でも遠方から、さらにはここでは出せないお方もお招きいただいているようで、そのお陰で、横須賀が世界・全国から注目されているということ。

そんなパワフルなクリエイティブチームに躍動していただき、この企画が成り立っていることに議員としても横須賀市民としても、非常に感謝しています。

画像5

もちろん企画準備まで相当ハードルが高かった壁を乗り越えて実行していたいだた市役所チームの皆さん、航行だけでなく島内のサポートもしていただいてるトライアングルの皆さん、凍えながらも島内案内・警備してくれているスタッフの皆さん、本当にありがとうございます。明日がラストですので、最後まで無事に終わり、成功と言える企画と言えるようよろしくお願いします。


プログラム中むきだしになった感覚と、その後の出会いの興奮覚めやらぬまま書いてしまったことから乱文ご容赦ください。

画像2

東京湾に浮かぶ小さな島から見た大きな島。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?