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ジェンダーを思索する

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LGBT / SOGI あたりの話を中心に、ジェンダーに関わることをテーマに書いた記事をまとめています。 ジェンダーに関わる話はいろんな記事でぽんぽんと出てくるので、ここではテ…
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記事一覧

大きな活動、小さな活動

活動家でないセクシュアルマイノリティになる! 10年ほど前、高校3年の頃に心に決めた。 当…

ずんば
3か月前
13

職場の「セクハラ」「パワハラ」と「交流」との境目

職場でいわれるセクハラやパワハラと、そうでないものの境目はどこにあるのだろう? そんな話…

ずんば
6か月前
21

産婦人科でトランスジェンダーだと伝えた時

ついに妊娠5ヶ月になった。 前回の産婦人科での健診では助産師面談というものがあり、現状の生…

ずんば
1年前
47

これからのフェミニズム

フェミニズムは元より「一人一派」なんて言われる思想だけれども、どのような中身を唱えても際…

ずんば
1年前
8

ryuchellさんのことを受けて

ryuchell(以下、りゅうちぇる)さんがこの世を去りました。どうやら自ら命を絶ったよう…

ずんば
1年前
26

仕事復帰を見据えてモヤモヤする社会不適合者

休職し始めてから7ヶ月。 順当にいけば産休育休のためにまだ1年は休職状態になるわけだが、そ…

ずんば
1年前
10

打ち負かすだけのやりとりで理解は広まらない

小学生の頃、夜中に目覚めて急に大きな不安に駆られ、声を殺して泣いていたことがある。 理由ははっきりと覚えていない。ただ、学校などで周りの人がみんな敵になっていく感覚がして怖かったのだったと思う。 その当時、二段ベッドの下に自分が寝ていて、その横に父が布団を敷いて寝ていた。父が目を覚まし「どうしたんだ」と聞いてくれた時、たぶんその“怖い”感覚があることを話したのだろう。 で、ここからはよく覚えている。父はそんな私に「“さしみの法則”って知ってるか?」と聞いた。知らないと言うと

生命保険契約でのモヤモヤ

先日、自分が長くお世話になっている生命保険の担当さんに、相棒の生命保険とこれから産まれる…

ずんば
1年前
10

各々の場所で闘う仲間がいる

1年以上ぶりに顔を合わせた友人。 学生時代に知り合って仲良くなり、今は別の会社で同じ仕事を…

ずんば
1年前
9

女でも男でもなく何者でもない自分でいたい

休職して世間の目から縛られる感覚がなくなり、かつ妊娠したお腹もそれらしく目立ってきた今。…

ずんば
1年前
24

「0歳からの性教育、始めました」を読んで

助産師のシオリーヌさんと、パートナーのつくしさん。このお二人の対等な関係性だったり子育て…

ずんば
1年前
11

トイレや公衆浴場についての議論で思うこと

ついに書いてしまいます。Twitterでは小出しに意見を書いてきたけれど、まとめて言いたいと思…

ずんば
1年前
7

「自分」を出すこと隠すこと

性自認が出生時に割り当てられた性(≒体の性)と違うと気づいた時、初めて自分が生きる意味を見…

ずんば
1年前
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トランスジェンダーと礼服

購入してから長らくクローゼットの中で眠り続けた礼服を、今月になって立て続けに2回も引っ張り出すこととなった。 一度は黒ネクタイ。一度は白ネクタイ。 生まれ持った身体は女性でありながら「間違っても“女装”が出来ない」自分は、ついに恐れていた冠婚葬祭の場面に一挙に出くわすこととなった。 なぜ恐れていたかといえば、正装なるものには男女別の服装が求められるからである。それを様々な世代、距離感の親戚や知り合いの前で見せることへのリスクは懸念せざるを得ない。 とはいえ結論は「どちら