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ズムメシでインド旅行!

第4回のズムメシはインド・ムンバイから。アカーシャさんという料理の先生がビリヤニとライタを教えてくださいました。

ビリヤニとはインドやパキスタン、アフガニスタンなどで食べられる炊き込みごはんです。詳しくは下記のデイリーポータルZさんをご一読ください。企画運営その1野口はデイリーポータルZさんの大ファンです。

ビリヤニには、「ライタ」というソースのような付け合わせを添えます。ヨーグルトをベースとして、きゅうりやパクチー、トマトなどを入れた爽やかなソースなのですが、こってりとしたビリヤニにめちゃくちゃ合います。とても美味。第4回のズムメシはこのビリヤニとライタをインドムンバイからアカーシャさんに教わるクラスでした。

参加者には、1週間前にFacebookメッセンジャーにて自分で揃える材料がお知らせされます。前日までにこのように揃えた材料をアカーシャ先生に写真でチェックいただき、準備を整えていきます。これは料理教室直前の状況。

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シナモン、カルダモン、クローブ、コリアンダーパウダー、クミンシード・・・などなど様々なスパイスと、グリーンチリ、コリアンダー(パクチーのことです)、バスマティライスなどなど、なかなか日常生活では使わない素材の指定も入ります。(ちなみに、サミットやライフ等大きめのスーパーにはかなり多くのスパイスが揃っています。野口が買い物に行った際、スパイスの棚が空に近く、これは、、、みなさま自宅でお料理しているのかしら、と感じました。)

バスマティライス。ご自身のおうちで使用したことはありますか?日本のお米とは違う、長細くパサパサとした食感のお米です。タイのジャスミンライスにも似ていますが、微妙にやはり違いがあります。

今回はバスマティライスについてのお話。野口は楽天市場でお取り寄せして入手したのですが、パキスタン産のバスマティライスでした。パキスタンとインドは緊張状態にある関係ということをご存知ですか?

こちらは1年前の記事ですが、パキスタンはイスラム教国、インドは国民の8割がヒンズー教徒と言われており、現首相のモディ氏はヒンズー至上主義の政策をとっているという報道もあります。宗教の他様々な要因が絡み合い、現在パキスタンとインドはとても強い緊張関係にあるため、「あ、バスマティがパキスタン産だけど、大丈夫かしら?」と念のためアカーシャ先生に確認したところ、「ノープロブレム」とのことでした。「イスラムもヒンズーも関係ない。世界の人は平和にひとつだよ。」とのこと。このように外国の先生から料理を教わることで、その国の歴史を学び直すこともできます。レッツダイバーシティ。

もう1点。今回佐賀県から参加してくださった方は、バスマティライスを買うのにネット通販ではとても配送が間に合わなさそう!!!!ということで、そのエリアにあるインド料理屋さんに片っ端からお電話をして、お店から分けてもらえないかと交渉したそうです。ただ、そのエリアのインド料理屋さんは2軒で、パキスタン料理屋さんだったそう。ありがたいことに、スパイスもすべて分けてくださり、準備が整っていったとのこと。こちらがそのお店です。

料理屋さん

そんなこんなで準備をし、当日は2時間みっちりビリヤニとライタの作り方を教えていただきました。ビリヤニは、グレービーといわれるソース部分とバスマティライスを順番に重ね、最後に15分ほど蒸すという作り方です。日本料理ではまずやらない方法に、「へえーーー!ふむふむ!」と驚きながらの学びの時間になりました。

出来上がったビリヤニとライタはスパイスが効きまくっていて、絶品でした!!

ビリヤニ

セットビリヤニ

次回は19日開催なのですが、ありがたいことに満席をいただいています。

4月26日は、視聴型のレッスンをお届けします。4名の参加者がインド料理レッスンを受けている様子を英語同時通訳ありにてご覧いただけます。こちらへのご参加をご希望される方はzumumeshi@gmail.comまでお名前とメールアドレスをご連絡くださいませ。

ズムメシは、お店から食材を宅配してもらうケースもあれば、ご自身で材料を揃えて一緒に料理を楽しむクッキングクラススタイルのものもあります。

ゴールデンウィークはズムメシで一緒に世界を日本を旅しませんか?

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