無題

新谷仁美選手が東京マラソンに出場されるとの事。EKIDEN NewsさんのSNSで、コースを下見している様子を切り取った写真を見ることができます。冬の早朝の東京と新谷選手がとても素敵な写真です。横田コーチも格好良いです。

しっかり下見を行うことで、レース中、余計な情報処理に糖分を消費しないようにするのだそうです。スタート前にできる準備はすべて整えておく。限られた時間で行われる競技において、余計なものに貴重なリソースを割かないのは納得です。毎日同じデザインの服を着ていたらしいスティーブ・ジョブズが思い起こされます。

コース…と聞いて連想するのは全国高校駅伝や全国女子駅伝の2区、紫明通りです。今年のレースでは、田中希実選手から襷を受けトップに立った後藤夢選手の安定したコース取りは記憶に新しいです。大学も近いですし、馴染んだコースだったかと思います。もしかしたら小林由梨子さんのアドバイスもあったりしたのかなあと妄想しながらテレビを見ていました。直接のアドバイスではないとしても、代表チームに受け継がれるものはあるんじゃないかと思っています。

とは言え、テレビ画面から見る景色と走っている選手が見る景色は異なりますし、中継車や先導バイクがいる中で適切な位置を見誤らないようにするのは大変な事でしょう。
また、山下りでは最短距離=最速で走れる距離とはならない旨を柏原竜二さんが仰っていたのは目から鱗でした。そうやって削り出す一秒もあるんですね。

コース下見において、車で下見するだけだと寺田交差点が発生するらしいです。EKIDEN NewsさんのLINEに書かれていました。
選手がレース中に見る景色にはスピードの要素も大きいのかな、と解釈してみました。「風が強く吹いている」では、山下りのユキがカケルのスピードを体感して「さびしい」景色だと表現していたような気がします。コミックス版だったでしょうか。また読み返してみよう…


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?