87歳祖父の「もてる力」!
こんにちは。
いかがお過ごしでしょうか??
さて、今日のテーマは87歳祖父の「もてる力」!
僕には、87歳の祖父がいます。
今は、近く(車で1時間くらい)の距離なので月に2回程度会っています。
大学生の時は、年に数回程度しか会えなかったけど、最近一緒に過ごせて孫は幸せです。
そんな祖父と一緒に、スタジアムでプロ野球を観戦しました。
祖父がずっと、「行ってみたいんだよな。」と言っていたので、僕の父母や兄弟と祖父で実際に現地で観戦しました。
実際に球場で試合を見ているときは、とてもニコニコ笑っていて、チームや選手の情報を教えてくれました。
ファールボールが自分たちが座っている席の近くに飛んでくると、避けたり。
ビールで乾杯したりして。お会計はもちろん、電子マネー。
祖父は事前に現金をチャージしておいたプリペイドカードで、お会計。
ビールの売り子さんともしっかりコミュニケーションをとってご機嫌な様子でした。
膝と腰が悪いので、お手洗いの時は僕が一緒に付き添って、という場面はありましたが、ほとんど自分でこなしていました。
「じいちゃん、体力持つかな。体調崩さないかな。心配、、、」
と思っていた僕でしたが、終始大きなトラブルなく野球観戦できました。
試合後、車の中で「今日はありがとう。また行こう。」と笑顔で言っていました。
普段は、看護師として、祖父の年齢に近い患者様と病院で接することが多く、どうやら祖父の「もてる力」をすっかり疑っていたようです。
おじいちゃん、失礼しました。笑
そもそも、じいちゃんの「もてる力」はなんだろうか?
実際に、球場へ足を運んで野球を見ようという「意欲」があること。
そして、笑顔で野球を見て、楽しんでいる。
スマートフォンで連絡をとっている。
これ以外にもたくさん考えられますね。
なんだか、祖父からパワーをもらいました。
看護学生の時に、「老年看護学」の実習で、高齢者のもてる力について考える時間がありました。
「その人がその時点でできること、能力を看護に活かしていく。」
(僕の解釈であります。)
そういった視点で、実習を行いました。
現代は、急速にネット環境が整い、高齢の方は今まで使ったことがなかったスマートフォンやパソコンを使わざるを得ない状況になっています。
私の祖父も、スマートフォンを利用しいくつかのアプリも使っています。
すごいことだと思うんです!!
人間は「老いる。」ので、いわゆる「若者」にとって簡単なことが、「高齢者」にとってはとても難易度が高く、ストレスフルになっているのかなと。
なんというか、優しくありたいです、僕は。
誰にでも不得意なことはありますよね。
もし自分が1世代生まれるのが遅かったら?!
祖父からもらったパワーを患者さんへ、そして社会へ還元していきます( ◠‿◠ )