下天の華 百地尚光√感想
間が空いてしまった。
遙か7の衝撃から抜け出せなくて。やっと回復しました。うぅ。
そもそも感想書きたいことはいっぱいあるのに、元来アウトプットが激しく苦手でして…とはいえインプットも溢れたからこうして書いていかないとね。
下天、遙か7にさらに信長の野望までやっていた最近なので、コエテクの戦国時代を越えてく覚悟ができないとねってうるさいね。
※個人の感想です
※ネタバレ配慮してませんのでプレイ後に。。。
※いつも以上に垂れ流してるのでご容赦を。迷子。
もうどんなテンションで書いていたか忘れてしまいましたが、師匠ルートでござる。
まず最初に声を大にして言いたいのはだな。
師匠ルートのほたる可愛すぎんか!?
師匠攻略の為には修行修行修行!な日々を送るのですが。
修行してるうちに師匠と過ごしていた穏やかな日々を思い出していくほたる。
若い頃の師匠のシゴデキぶっきらぼう不器用系な感じすごく好きなんですよね…優しさは隠しきれてなくて。ほたるのことを甘ったれって呼ぶけど、ほっとけないんだろうなって感じ。最初は義務としてこなしていたのかもしれんけども。
師匠に似ている覆面の男と遭遇し、戦うも追い詰められずに、向こうもほたるの命を狙ったりはせず、勝手な真似をするなと警告だけして去ってしまう。
まぁ師匠なわけですけども。一応正体バレる前から、師匠は師匠でほたるのことを思い出しては共に雇われている忍びと比べてみたり、ほたると戦っては弱点を指摘してみたり、追うなと言いつつほたるの前にちょこちょこ現れちゃってみたり。師匠からしてもほたるは特別な女の子には違いないのでしょう。(恋ではないにせよ)
ちびほたるめちゃかわだし。素直でまっすぐで健気でさ、だってとか疲れたとかすぐいうけど、なんだかんだちゃんと根性あるし。えらいよ。(唐突な親目線)
師匠の背中に乗って木々の間を駆け巡るやつ、可愛すぎるしできればちゃんとスチルで欲しかったと思いつつ、幼い頃のだからあの形でいいんだと無理矢理納得したのは私だけではないはず。。。
再会したばかりの頃、ほたるにとっての師匠への思いは、親代わりでもありつつ、憧れの人というか初恋的なものもあるのかな…色々混じってそうだなぁと。
修行を続けつつ、諦めない選択肢を選び続けないと師匠に会えないのもまたいいんですわ。
覆面の男はやっぱり師匠だとわかり。
ずっと会いたかったほたるは積もり積もった思いをぶつけながら師匠に抱きついて、いつ会えるかわからないからもっと話したいと伝える。
すると師匠…見目だけは女らしくなったんだ そんな艶っぽい声で男を引き止めるな。と。おぉーっと!?
だが師匠に叱られるのすら嬉しくなっちゃったほたるに毒気をすっかり抜かれる師匠。
どんなラベルであっても特別な女には変わりないわけで、手遅れになる前に引き剥がしておきたかったんだろうなと…。でも師匠意識しまくりで心臓バクバクなんだろうな…。ほたるの前ではあの頃の俺のままでいたかったのかなぁとか、きっと本気で再会する気はなかったんだろうなぁとか、再会してしまった後ひとりで悶々としてそうだなぁとか。この辺の葛藤する師匠サイドのストーリーはどこで読めるんですか?ねえ!
結果「甘ったれ」ほたるを鍛え直すべく、返した言葉が
安土での任が終わったら覚悟しておけ。(=生きてまた会おう)
拗らせすぎてんだよ師匠よ…そこが愛おしいんだけども。
で、兄様の策略により、目的を共にすることになり。
でもほたるにとっては天下泰平=師匠との穏やかな日々の再来 と思っているのでその夢への希望を折らなきゃいかんことがつらい。
師匠としてはほたるに任務をこなしてもらわねば困るし放っておけないしで、ほたるを連れ出す。
師匠、根は優しいというか甘いよね。実は誰よりも優しすぎて甘ったれよね。
忍びに心はいらないと説きつつ、心の弱い甘ったれを放っておかない。現主に仕え始めたのもさ、ほたると重なってるとこもあったわけだし。情挟みまくりで心捨てろなんてさぁ!?
ここで師匠ルートキーワード「淋しさ」登場。
忍びとはなんて淋しいものかというほたるに対して
忍び以上に深い闇の中で淋しさを抱えて生きるものがいる限り乱世には忍びが必要と語る師匠。はぁ〜なるほどねって納得すると同時にやっぱその答えも優しいんよ師匠…。
そこから私と過ごして楽しかったですか?離れる時淋しかったですか?と素直にまっすぐに思いをぶつけるほたるに動揺を隠しきれない師匠…もうさぁ…ほたるのこと大切で可愛くて仕方ないんだろうけど、自らから出てる特大ベクトルを打ち消すのに必死なんよねきっとね。
ここでも男を勘違いさせる笑みだとか違う女を前にしている気になったとか言っちゃうわけですけどね、ほたるに忘れろといいつつ師匠への気持ちを鮮明に意識させたのは師匠自身ではなかろうか…罪なやっちゃ。
そして宴の晩当日。
どこまでも現実を見据えていて、忍びの使命に従順な師匠vs夢を諦めないほたるで師弟対決。結果的に信行を確保。
囚われた信行を師匠が助けに行くだろうとちゃんと見越してほたるが行動するのはこのルート唯一。
お互い目的を果たし、炎上する本能寺をバックに
「今日を限りに二度と会わない、お前に会えなくなるのが淋しいからさ」
「子供が言う淋しさと大人が言う淋しさは違う その意味を俺は考えたくない」
…師匠ずるいよ!!このさびしんぼ!!!なんだよこのセリフめちゃ刺さったんですけど!?身勝手すぎる大人のずるさてんこもりでさ!!
それに対してのほたるの独白がまた本当に良い。
その後信長に仕えることになったほたるだけど、師匠がいない日々に心ここに在らずで信長様からかまゆでにしてしまおうかと言われる始末…信長様のこういうとこほんと好き。
暇をもらって師匠を探し出して告白するも…どこまでも逃げる師匠。
川に潜った師匠をかえるに変化して探し出すんじゃが、スチルの出方躍動感あって本当に良い。
私の淋しさを認めてください!って言う告白良すぎんかね。
そして負けを認める師匠。
墓まで持っていくつもりだったってのは弟子に恋しちゃったところに負い目を感じているからなのか…一生の不覚だよって言う師匠の声のやわらかいこと…
押せ押せほたるが可愛いしタジタジなんよな師匠。
バックハグ大好き星人なのでエンディングスチルは大変おいしくいただきました…ご馳走様でした…。
師匠ルートは師匠ももちろん良いんだけどね、何度も言うがほたるが眩しすぎて可愛かった。
これ書いてたら師匠罪の華に突然納得いく解釈ができた…書くのって大事ね…
時雨と烈火のふたりへの反応が見てみたい。