記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

下天の華 森蘭丸√感想

先日B’s-LOGでネオロマ30周年誌面企画やるよーって発表ありましたね。
もうめちゃくちゃ嬉しかった。ここからバキバキに盛り上がってほしいんですぅ!
下天ももちろん対象で、なんだけど、バナーが信長様差し置いてほたると兄様で笑ってしもた(好きだけど)

感想の前に先に言うておきます、夢灯りの蘭丸でオラァ狂いそうになりました。
というか中の方…島﨑信長さん本当にすごい。おかげでアンミナをプレイする決意を固めることになったわけですが。(しかも信長さんが信長さんならと、戦国無双5まで買った)
もうほんと…声がひっくり返ったり上擦ったり動揺したりするのとか、痛切な感情が乗った話し方とか、甘々囁きとか…スバラシイ。
ほんと声優さんってすごいなぁと改めて思いました。(あたりまえ体操)
夢灯りの話はまたいつかにきっと。今回は無印。

※個人の感想です
※ネタバレもりもりですのでどうかプレイ後に…
※毎度スタイルがバラバラで申し訳ない

ということで、攻略5人目、森蘭丸。
まず言いたい。
この性格で一人称が俺、本当にありがとう、大好き。
僕でも私でもないからこそ、ただの堅物クソ真面目な忠犬で終わらない、まっすぐでおしりまで青いヤングな感じがめちゃくちゃ伝わってくる。(注:褒めてる)

はじめは「明智の姫」に対して警戒心むき出しで、信長から命じられて城の案内をしてくれるもザ・任務。
そこから交流を深めていくうちに純粋で優しいほたるに惹かれていくし、ほたるも蘭丸の誠実でまっすぐなところにほぼ同じ加速度で惹かれていくわけですが。(BGM:DANDAN心魅かれてく)
もうピュアっピュア。家康殿とは違う方向性のピュアっピュア。
ピュアすぎるがゆえに今作の赤面担当。
そんなピュアで堅い蘭丸との恋路を、他のキャラとの絡みが盛り上げるのがこのルートの醍醐味。
特に秀吉が何かとふたりのイイ感じのシーンに出てきちゃあからかうのがいい。
信長様も、秀吉ほどにはからかう趣味はない、と言いつつ大変楽しそうにいじったり茶々入れたりしていらっしゃる。
蘭丸みんなから愛されてるねぇ。

秀吉に見事に焚き付けられた結果、案内のやり直しをすることになり、蘭丸の好きなところに連れてって、というリクエストで清流へ。清流ってのが蘭丸の性格をそのまま表してるよなぁと。
しかしいくら野犬に襲われたからってしれっとお姫様抱っこしてんのis何事!?
そして案内のやり直しの埋め合わせ(もういいから普通に逢瀬って言え)で、ふたりで市へ。
華やかなかんざしを勧める店主に対して、姫は簡素なかんざしでこそ美しさが引き立つって怒んの…もうどんな顔してふたりを見守っていたらいいのか私わかんない!ニタニタしてたらいいですか?
ほたる自身に似合うかんざしを選んだのはほたるの心根をきちんとみていたからなんだろうなと。(そして店主にまでいじられる蘭丸である。)
その帰りにはしれっと手繋いでるし、ちゃっかりやることちゃんとやる…

そのかんざしのお礼に、と今度はほたるがひとりで市へ。たまたま遭遇した秀吉と一緒に帰ってきたら盛大にやきもち…全てが可愛いかよ。
お礼に贈った組紐を蘭丸に結ってあげてる時に赤面して、「姫様」って呼びかける時の所在なさげな感じが好き。「姫様」の声色バリエーションがすごいのよ蘭丸さん。

歌会以後、元々怪しんでいた光秀への疑いはどんどん強くなっても、明智の姫への信頼と想いはまっすぐのまま…つらい…
落ち込んでいる姫を連れてあの思い出の清流へ…水面に映る2人と重なる手のスチルの構図天才か?( ;∀;)
「俺にとって姫様は俺の心のすべてを注ぎたいと願うお方です」ってもうそれ告白や蘭丸…しかし今ではないんや…( ;∀;)

そしてやってきた宴の夜…よりによって蘭丸が現れて直接対決。
…そうです、もうフラグは立ちまくっていましたが、ほたるさんよりによってあのかんざしを落としてしまった( ;∀;)やめてよこういう展開耐えられないんだよおおおおおお( ;∀;)
逃れようもなく、蘭丸とともに信長の元へ…
信長からこやつをすぐ斬り捨てろって言われてんのに、
せめて斬られるのが蘭丸でよかったと思います、というほたるの一言にハッとした蘭丸…
\シュッ  ズサッッ/ (槍が勢いよく床に刺さる効果音)  
盲信してると言ってもいいほどの信長に逆らうわけですよ。あの全部信長様ー!ってなってた蘭丸がよ。
ほたるを想う口上がどこまでもまっすぐで重みがあって。全部書き出したいくらい好き。(というかメモには全部書き出した。)
んでこれが息まじりの痛切な声で表現されるわけで…蘭丸おまえってやつぁー( ;∀;)
信長が斬るどけ!って言ってもどかないし、自分の首もかけてまで赦しを得て。ほたると改めて向き合って。
今だってあなたが何者か本当はよくわかっていない の言い方…( ;∀;)
抱きしめてる時の切ねぇ顔( ;∀;)
蘭丸さん、惚れたあとはまぁ〜表情豊かだし、感情もストレートだから切ない顔も破壊力がすごいのなんのって。

翌朝真実を知る2人。信長は真相を知りつつ、蘭丸のためとはいえ芝居を打っていて。それに怒らないどころか無礼をはたらいたと信長と光秀に謝っててえらすぎる。蘭丸ならこうするだろうなっていうのを裏切らない。

そしてみんなに見守られながら想いを告げあって(家康の反応が一番大人で笑った)、ほたるは伊賀へ、蘭丸は信長と共に本能寺へ旅立つことに。
本能寺の中での信長とのやりとりが本当にいい。信長がいかに蘭丸を信頼して可愛がってるかがわかる。
でも精一杯生きるって言ったのに!結局本能寺では駆けつけたほたるを逃して信長を守って天命を全うしようとするしもうコラー!!!ですよ!
でさ、燃え盛る炎バックに死を覚悟しての名乗りなんてさ…激アツすぎる演出でしょうよ( ;∀;)泣くしかないって( ;∀;)成利ィィィィィ( ;∀;)

本能寺から脱出した後、
ほたるがまっすぐに想いを伝えてるのもいいし、
それに対して信長様がすぐに茶々入れてて…
このやりとりがこれからも続いていくと思うと微笑ましいったらありゃしない。
エンディングも清々しく未来ある若者2人の恋って感じで…お互いかんざしと組紐付けて…眩しすぎて浄化されました…てぇてぇ…

このかんざしを当時グッズ化してたと知ってまじ“理解(わか)ってる“と思いましたね…あとアンミナのネックレスとかもだけどさ…欲しかった…( ;∀;) 

家康・蘭丸の年少組2人は人間として、武士として、どう生きていくかの心持ちが変化していく成長物語としても描かれていて二度美味しかったです。


信長様の「蘭」呼びが好きすぎて、詰め合わせが欲しい…


この記事が参加している募集