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リボンをいろいろな場所で結んでいるうちに、 私は、目にもとまらぬ速さで、リボンを結べるよ…
私の事が、新聞に小さく載った。 宅配のバイクに、リボンを結んで、 配達員さんに、感謝の言…
配達が終わって、次のお宅に向かおうとすると、 バイクにみかん色のリボンが結わ…
リボンおばさんは、新聞配達の人が去った後、 玄関から外に出た。 向かった先は、向かいにあ…
ある日、おばさんは「バンクシー」という芸術家のことを知った。 バンクシーは、誰にも気づか…
おばさんは、物持ちだ。 溜め込まれた物たちは、 人生の歴史でもある。 簡単にサヨ…
もう、若くはない。 でも、おばあさん、と呼ばれるには まだ早い・・ような気がする。 おばさん。 そう。 私はおばさん。 自分の身体の衰えに、がっかりすることはある。 例えば、張りのない肌とか。 こんな所にしみが・・・とかね。 でも、若い頃に戻してあげると言われると 答えはNOかな。 「熟成」ってことを思う。 食べ物は、ねかせることで、おいしくなるものがある。 「おばさん」は、たぶんそれと同じなの。 (つづく)
せなけいこさんが、亡くなられた。 悲しく寂しくて、言葉もない・・・・。 絵本というのは、…
季節や、その時自分が置かれている状況に、記事は大きく左右される。 毎年、この時期になると…
泡が・・・ゆっくり 手のひらを離れ、どんどん高くあがっていく。 モコモコした泡は、窓から…
部屋に戻ると、早速洗顔フォームをプッシュした。 手のひらに、柔らかな泡がモコモコと現れた…
そのプラスチック容器の形は、 自分が普段使っている洗顔フォームと同じだった。 (でも、色…
ふんわり泡の出る洗顔フォームを探していた。 ここは旅先。 今日の宿は、海辺の民宿だ。 こんな所で「いつもの洗顔フォーム」でもなかろうに、 自分がなぜ、こだわっているかも分からず、心に従って店に向かった。 コンビニもなくて、あるのは 店先に「釣り餌」と書かれた筆文字が貼ってある木造の商店だけ。 中に入ると薄暗い店先に最低限の日用品が並べられていた。 (こんな所に洗顔フォーム・・・ないよな・・・。) と思って店を出ようとすると、青い色が目の端に映った。 (つづく)