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【vol.2 保険外リハビリの利点】

 vol.1では簡単に保険外リハビリについての概要をお話させていただきました。では保険外リハビリの細かい魅力、利点はどのようなことがあるのでしょか??

Contents                                                                ▶︎vol.1  保険外リハビリとは          ☑︎vol.2 保険外リハビリの利点 ☜今回はこれ!   ▶︎vol.3 保険外リハビリの欠点          ▶︎vol.4 保険外リハビリ施設の検索       ▶︎vol.5 リハビリを受ける上で大切なこと
vol.2 保険外リハビリの利点

下記に13項目挙げています。           各施設等によって、若干の差はあるかもしれませんが、保険外ならではの利点です。参考にしてみてください。

✍️利点                     .治療者を選べられる施設もある。         .より質の高い専門性のある治療を受けやすい。   .良質な空間で、落ち着いて治療が受けやすい。  .若年成人の方また施設によっては小児も利用可能。 .様々な専門的な施設がある。           .基本的に期限がなく、満足のいくまで受けられる。 .医療や介護保険の報酬改定の影響を受けない。  .医療や介護保険内での治療中でも併用できる。   .保険外施設同士の併用もできる。                             10.訪問サービスのある施設もある。        11.仕事等プライベートの都合に合わせて通いやすい。12.出費の分、自身も治療に対し真剣に取り組める。 13.周囲に意欲的な方が多く、刺激を受けやすい。

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1.治療者を選べられる施設もある          ▷▷▷ 保険内での治療では、自動的に治療者が決められ対象者様が治療者を選択することはほとんどないかと思います。そのため治療者としてあってはなりませんが、不幸にも真摯に向き合ってくれない治療者が担当になることもあります。保険外ではご自身で施設を選択し、この治療者にやってもらいたいと思えば、施設によっては自分で担当を選ぶことができるのです。ご自身の大事なお体は信頼できる治療者に預けたいものですね。
2.より質の高い専門性のある治療を受けやすい    ▷▷▷vol.1でも触れましたが、それなりの価格で提供する治療となれば、やはり質の高さが求められます。そして専門性のある治療ということも魅力ではないでしょうか。保険内でも各施設に在籍する治療者は、それぞれに得意や専門があります。しかしそれに適する疾患や症状の対象者様の担当になるとは限りません。保険外の施設そのものが専門性があり、それを対象者様がご自身に適したところを選択するということです。また保険内では各施設のシステム上の問題から、治療が制限されることもあります(治療物品等の備品類の不足や安全面の問題から屋外での課題評価の制限など)。しかし保険外では、各施設で専門的な治療を提供する上で必要なものはある程度準備されている印象があり、また治療環境等に自由度があります。
3.様々な専門的な施設がある            ▷▷▷医療機関でも小児関連や脳疾患、整形、内科などなど専門が分かれているように、保険外でも各施設で得意としている専門性があります。例えば脳卒中等の脳血管疾患や神経難病疾患、整形疾患、小児など様々です。
4.若年成人の方また施設によっては小児も利用可能 ▷▷▷医療保険内ではどちらも利用が可能ですが、介護保険では適応外となり十分なケアが行えない方が多くおられます。保険外であれば制限がないため、介護保険適応外の若年成人の方のご利用も可能です。また施設によっては小児専門もあり、お子様のご利用が可能です。
5.良質な空間で落ち着いて治療を受けやすい    ▷▷▷各施設店舗を構えていますが、清潔感のある店舗が多くまた病院等の医療機関に比べ同時間を過ごす人数が抑えられているため、治療に集中しやすい環境が作られているようです。
6.基本的に期限がなく、満足のいくまで受けられる  ▷▷▷vol.1でも触れましたが医療保険適応の期間には、病院などの医療機関を中心に理学療法・作業療法・言語療法などのリハビリテーション治療を受けられるが、定められた期間を過ぎると治療が受けられなくなります。外来でも月あたりの限度が定められています。また介護保険においても要支援要介護度認定区分により利用回数に制限がでたりと、一定の縛りがあります。そのためご自身のお体の回復に十分な時間をかけられず、ご納得のいく質や量が失われてしまうこともあるのです。しかし保険外では基本的に期限がなく(○○日間プログラムなどプログラムのあるものだと期限はありますが、再契約などが可能)、ご本人が満足のいくまで治療が受けられるという大きな魅力があります。
7.医療や介護保険改定の影響を受けない      ▷▷▷基本的に医療保険の診療報酬改定は2年ごと、介護保険の介護報酬改定は3年ごとにされています。時代の経済情勢、治療方法の進化や新薬の登場、ケア技術の向上などを適切に反映させるためとして見直しが行われています。これに伴いリハビリ対象患者の範囲や加算の変化など改定の影響を受けることがあります。保険外であればそういった改定はないため、基本的に各施設のシステム・方針により決められています。
8.医療や介護保険内での治療中でも併用できる  ▷▷▷保険内だと制度上、医療保険と介護保険の併用は基本的にはできないとされています(条件があり満たしていれば可能)。また介護保険の要支援・要介護認定があれば医療保険よりも介護保険が優先されるなどの原則的なルールがあります。保険外であれば保険制度と関係がないため、保険内のサービスを利用していても問題なく併用できるということです。
9.保険外施設同士の併用もできる         ▷▷▷上記8でも示したように、保険制度との関係がないため、保険外施設同士の併用も可能です。
10.訪問サービスのある施設もある       ▷▷▷交通手段がなかったり、移動ができないなど通うことが難しい方もおられると思います。しかし施設によっては訪問サービスがあります。
11.仕事等プライベートの都合に合わせて通いやすい ▷▷▷就労されている方でも、ご自身のスケジュールに合わせ調整が行えるため、気軽に長く通いやすいかと思います。
12.出費の分、自身も治療に対し真剣に取り組める       ▷▷▷高価な買い物と同様に、安価とは言えない額の出費ともなれば、治療に対する真剣さが増します。もちろんどれだけの出費だろうが、ご自身の治療に対する真剣さは変わらないとは思いますが、心理上は出費した以上に価値のあるものを得ようとするものです。自己投資として時間や費用を費やすため、無駄にしないようむしろ得できるくらいの心情で取り組めます。
13.周囲に意欲的な方が多く、刺激を受けやすい           ▷▷▷上記12にも関わりますが、多くの出費をしてでも保険外施設に集まる方は治療に対し意欲的な方が多くなります。また○○ができるようになど、目標を持った方が多いため、その分治療に対する真剣さも一段と高いようです。実際に治療を継続していても、なかなか思うようにならないと治療に対し前向きになれないこともあると思います。そんな時、同じような局面にある方が頑張っている姿をみると刺激になることもあるかと思います。

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上記のように利点はたくさんありますね。      他にもまだまだあるかもしれません。        ご意見等あればコメントをよろしくお願い致します! そして利点だけではないのがこの世の中です。    次の回では欠点について触れたいと思います。

 最後までお読みいただきありがとうございました😊


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次回もよろしくお願い致します✍️




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