見出し画像

初心にかえってmikanに入社しました


はじめに

はじめまして、2021/4/1に株式会社mikanに入社いたしました、Androidエンジニアの鈴木と申します。
巷ではzukkeyと呼ばれています。

これまでは、ベンチャーから大企業までAndroidエンジニアとしていろいろなサービスに携わってきました。

今回は近況報告も兼ねて、なぜmikanに行くことに決めたのか、背景も含めてお話しさせていただこうと思います。

暇な時間にでも読んでいただければ幸いです。

エンジニアになる前に目指していたこと

時は少し遡ります。mikanへの入社やエンジニアとして働くよりも前の高校時代の話になります。

自分が在籍していた高校では、教え合う文化があり、それまでは勉強は一人でやるものと思っていた自分には目から鱗でした。
特に地理の授業で、その場で学んだことをペアを組んでいる相手に自分の言葉で説明する、ということをやっていました。


例えば、気候区分の内容だと、どんな気候なのかとか、その地域の植生や土壌はとか、気候区分の覚え方を時には真面目に、時にはシャレを加えて(Dはだいぶ寒いから亜寒帯!というような感じで)説明し合うということをやっていました。


他者に何かを説明するとき、自分が一番理解していないと説明することは難しく、そして自分の言葉で説明できて納得してもらえたり、そのやりとり自体が楽しかったことが原体験となり、自分は高校生ぐらいから教職の道をふんわりと目指しておりました。


それから、高校卒業後にいろいろと悩む時期を経て、大学入学して教職課程を取っておりました。

教職課程を受講する傍ら、本当に自分に適性があるのかどうかも知りたくて、集団授業のアルバイトに取り組んでいた時期もありました。

しかし、実際に教壇に立ってみて自分はあまり人前に立って話すということがあまり得意ではないということに気づき、教職の道を途中で断念することとなりました。

ただ、教鞭をとるということは、自分には向いていないことに気づいたものの、教育分野には何らかの形で関わりたいな、という思いは変わらずにありました。

当時は、教職を念頭に置いたものの向いていないことに気づいたため、他に自分にできることはないか模索していました。

大学の学部選びの際に、身内にプログラマーがいてそれなりに食っていけるということを伺っていたので、大学でもやっていたプログラミングを職にしようとエンジニアに方針転換することにしました。

エンジニアとして働きはじめて数年

エンジニアとして働く方向に決めて、色々調べていくうちにどうやらプログラミングのアルバイトがあるらしいということを知りました。

はじめは、大学でJavaを習っていたこともあり、アプリを作ってプログラミングのアルバイトに応募して、無事に通過することができ、学生時代にまずはアルバイトとしてエンジニアの仕事がはじまりました。


教職の時にあったような問題もなく、楽しい日々が続いたので、アルバイトから引き続きエンジニアとして仕事を続けていくことになりました。

複数のサービスに関わる中で、特にAndroidアプリを作っていたことから、レビューをもらったりお問い合わせをいただいたりして、ユーザーからフィードバックをもらえることがとても嬉しく感じてやりがいを持って仕事を進めていました。


それから、エンジニアとして仕事を進めるうちに、自分の価値観や考え方も段々と変化していくようになっていきました。

エンジニアを始めたころからいろいろな経験を経て、見えてきたことがありました。

エンジニアを始めたころは、とにかく色んな技術に触れて技術力を高めていきたい、実装して改善を頑張りたい、自分でサービスを作っていきたいという思いが強くあり、それが一番フィードバックをもらえて自分にとってプラスになっていました。モノが作れるようになっていくし、実力がついていくと思って、自分自身にベクトルが強く向いていました。


しかし、色んな経験を経て、チームワークが何よりも大事だと思うようになりました。

大きな負債を抱えた状態で、複数人で開発するには難しく、いざ素早く大きな改修を加えたくても、土台ができていない状態ではサクッと変えることもままならず、実行に移すのも難しい。見積もりをとっても、複数人でやって膨大な時間がかかるという結論まででてしまう。

つまり、短期的な部分だけをみていると、後々自分たちの首がしまっていることに気づかず、結果としてスピードは落ちてしまっている。そんな壁にぶつかっている状況でした。

その状況下で、一人でできることはそう多くなく、チームとして動くためにはどうしたらいいのかをよく考えていました。


新卒の頃は「チームワーク」や「木を見て森を見ず」を言葉としてしか受け取れていなかったと、今振り返ると反省しています。

あの時聞いていたことはそういうことだったのか、と 後で分かり色々と考えるようになっていました。


チームで動くために、認識合わせの場を設けたり、自主的に動けるようにお願いしたり、進捗がフェアにオープンになるようにしたり、他チームから上がっている要望に応えるにはどうしたらいいのか考えて行動に移したり、長期的な運用を進めていくにあたって設計はどうしたらいいのか叩き台を作って展開したり、何が重要なのかすり合わせたり。上手く回すためにできる事はないか自分で考えて、時には客観的に見るために情報を取りに行ったり、時には相談しながら、実行に移してきました。

正解なんてわからない状況で、自分も含めてチームとして動けるか、お互いに期待値が合っている状態で良いGiveをし合えるようになるか色々と試してみて、大規模な改修も行いつつ、四苦八苦しながら進めていました。


色々と壁にぶつかりながらも、仕事が進めやすかったとか、改善できたことに対して便利になったとフィードバックやお声がけを頂いて、大変ではあったものの嬉しくやりがいも感じて充実していました。

そんな中、ふと他にやり残したことがないかと今後について考えるようになっていました。

mikanとの出会い

mikanとの出会いは、ちょうど転職を考え始めていた時期に、mikanの安波さんとmikan取締役の溝口さんからOffersさん経緯でご連絡いただけたことでした。

事業が元々関わりたかった教育分野であることだけではなく、元々mikanを使っていた事もあり、一度お話を伺ってみたいなと思い、すぐに連絡を取りました。Offers上でスムーズにやりとりする事ができ、あっという間にカジュアル面談をすることになりました。

カジュアル面談をしていく中で、「本質的なテクノロジー活用であらゆる人の英語学習によりそい人生の可能性を広げる」というMissionやmikanの考え方が、自分が得意なプログラミングで、自分の原体験とピッタリとマッチしていると感じておりました。

とはいえ、この頃はまだここにいきたい!という明確な意思も固まっておらず、可能な限りいろいろな企業にお話を伺い検討している状態でいました。


私が転職時に意識していたことは以下の3つの観点です。

1. 事業への興味関心がマッチしていること
2. 自分が使っている、もしくは使ったことがあるサービスであること
3. 一緒に働きたいと思えるメンバーがいること

基本どれか一つでもマッチしていなければ行かないと考えていたので、この3つの観点に絞って判断していました。


1つ目は、先に述べていた自分のバックグラウンドや原体験とMissionへの共感が深く、端的に合っているなと思いました。

2つ目は、mikanは自分が以前に使っていたサービスだったので親しみが深く、この条件にも合致しておりました。

3つ目は、カジュアル面談を受ける中でバリューや会社紹介を受けて、自分は割と働き方や考え方が合っていると感じていました。mikanとの出会いの中で、アプリマーケティング研究所の記事を読んでみて愚直にサービスをよくしていくために、検証して時にはビラ配りに行ったり、真剣に向き合ったりしている姿がとても良いなと思っていました。サービスを良くするために実際に行動したお話が自分はとても好きで、この時点で転職も大方決めていました。


しかし、実際に働いてみないとわからない事もあったり、働いてみて想像と違ったという場合もありそうだなという懸念がありました。

判断がつかない3つ目について検討するために、mikanでは副業からスタートできるので、まずは副業として参加することになりました。

副業期間の働き方

まずはお試し副業で、mikanのAndroidアプリの改善をしていくことになりました。

副業をする前は、自分の軸とは別に、小さい組織なので割とざっくばらんに共有する形になったりするのかな、というような想像を持っていたり、自分のペースに合わせて続けられるだろうか、といった不安も多少ありました。

しかし、そんな想像や不安もすぐに消えることとなります。

mikanでは週ごとに定例があり、アイスブレイクから始まり、1週間の予定でどれくらい稼働できそうかとか、どういったタスクがあってどれがこの期間でやっていけそうかなど、細かく認識をすり合わせて進めるということをやっていました。

副業期間中に、お互いの状況把握と認識合わせを丁寧に行ってもらっていたので、大きなすれ違いをする事もなく非常に進めやすく、チームとして動けるか、お互いに期待値が合っている状態で良いGiveをし合えるようになるかのイメージが自然と湧いて、働くイメージがついていました。
副業する前に抱えていた不安はすぐに無くなりました。

副業期間を経て入社決意

転職時に意識していた3つ目の軸の一緒に働きたいと思えるメンバーがいることについても、一緒に働いたり複数回話していく中で徐々にわかってきて決意が固まりました。

自分が一緒に働きたいと思えるというのは、チームとして動くことを意識しているかフェアであること真摯にサービスに向き合っていることでした。

技術的な観点や新しい知識よりも、知り得た知識や経験を展開していくかとか、困っていそうだったらフォローしあえるようにすり合わせを細かく行っているかなど気にしておりました。

mikanでは、週次定例で、きちんと相談して向き合うようにしたり、議事録を残したり認識合わせを丁寧に行うことで、フェアであると感じておりました。

また、副業期間中にユーザーインタビューに参加させていただく事もあり(結果として都合がつかなかったりもしましたが)、インタビューにも積極的に参加してサービスをよくしていきたいと思って動いていることを強く感じておりました。

他にも副業とは別に体験入社もあり、一緒に複数回話していく中でチームやカルチャーを大切にしていることがわかり、是非自分も一緒に働きたいなと決意が固まっていきました。

そんな折にオファーを正式にいただき、mikanへ入社することを決めました。

mikanでなにをやっていきたいか

2人目のAndroidエンジニアとして、mikanのAndroidをさらにより良くするためにサービス改善に注力したいと思います!

mikan Androidは、長くやってきた事もあり技術的負債もある程度持っている状態です。
今までのコードに感謝をしつつ、長期的な観点を持ってリプレイスして、サービスをよりグロースさせるために引っ張っていきたいなと思っています!

他にもAndroidだけではなく、ユーザーインタビューなど貢献できそうなところからはじめて、細かな業務改善から、採用活動までmikanの成長にフルコミットしていきたいと思います。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございます!

mikanはまだまだこれからやりたい事だらけで、成長しかない状態です。
テクノロジーの力で英語学習をより良いものにしていきたい方、教育分野へ関心がある方、人生の可能性を広げたい方、そしてこの記事を読んでいただいて、mikanに少しでもご興味を持っていただけた方、一緒にmikanを作っていきませんか?

私のTwitterにDMでも、下記リンクからでも、お気軽にご連絡ください〜
ご応募お待ちしております!


この記事が参加している募集

入社エントリ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?