653杯目:今度はプラスティックスプーン有料化(^_^;)

昨年の7月、レジ袋有料化が始まりました。
元々、レジ袋の量を少なくしたところで排出される二酸化炭素の量は知れているそうなので、プラスティックごみの削減という意味では大したことないでしょう。

担当大臣も、これが始まった時から、ごみの削減より国民の意識付けと言っていたくらいだから(苦笑)
さらに国民には意識を高めてもらうために、今度はプラスティックスプーンの有料化(笑)
次は何のプラスティック製品が有料化されるんだろう?などと考えてしまいます。
そんな身近なことまで考えてくれる政治には感謝しかない!?

でも、これらは逆に考えれば使用禁止じゃなくて、お金を払えば使用してもOKなんですよね。
という事は、1円2円どうってことないお金持ちの人は何ら影響のないしくみで、毎日1円でも安いものを求めてチラシなどをチェックしている人や、半額になったお総菜をスーパーのその時間に合わせて買いに行く人達向けのしくみでしかないような気がするのは自分だけ!?

レジ袋が有料化になって、7割の人がレジ袋を拒否するようになったから、国民がプラスティックごみ問題に関心を持ってくれてある意味成功だ!とテレビでコメントしているコメンテーターもいますけど、本当にプラスティックごみを減らそうという意識が生まれたからレジ袋を拒否していると思っているのでしょうか?
1円2円の出費が痛いから拒否していると思うんですが。
かと言って、今まで無料だからと言って無駄にいらないレジ袋をもらっていたのか?と言えば、そういう人はその場でレジ袋をポイ捨てせずに、家でごみ袋や生ごみ入れの袋に活用している人だと思うんですよね。
レジ袋有料化が始まった時、ごみ袋に使えなくなるから…という声もたくさん聞きました。

そういえば、レジ袋有料化が始まる以前から、あるスーパーでは、レジ袋を要らないといったお客様のお会計から2円引くというのをやっていました。
それの方が、双方とも気持ちよくプラスティックごみ削減に協力できる仕組みなのではないかと思いますが。

レジ袋やプラスプーンは別に罰金ではないけど、何かこれやらなければお金をいただきますって言うのは、あまり優しくないやり方なのではないのではないでしょうか?

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貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。