全営業パーソンが出来る!営業代行から始める事業開発のススメ
本記事のターゲット
メインのターゲットは、自分の営業経験を活かして副業事業を作ったり、独立をしたい方です。
タイトルにある通り「営業代行から始める事業開発のすすめ」ということなのですが、なぜ営業経験者の転職支援をしてる僕がこれを書くのかというと、営業職の人にもっと広いキャリアの選択肢を知って欲しいと思い立ったからです。
僕は元々、就活がそこまで上手くいかなかった普通の営業サラリーマンでした。サラリーマン時代に特別な成果も上げず、2度目の転職での失敗を機に、営業フリーランスとして独立し、後に起業しました。
これまで起業してから合計で12個程事業を作ってきましたが、それもほとんど失敗してます。以前にはキャッシュが限界まで尽きそうになり、苦渋の決断で大きな事業ドメインのピボットも経験しました。
それでも、僕はなんだかんだ生きてるんです。なぜ生きてこれたのかというと、営業をやってきたからだと確信しています。
独立初期からやってた営業代行(後に事業化)が、ギリギリのキャッシュを作ってくれてきました。そして今でも、アウトバウンドでやるテレマ/テレアポの営業代行事業(以下、営業代行事業)が一番長続きしております。
メイン事業はいつも別にあるので、サブ事業のような感じで片手間にジワジワとやってきて丁度1年半くらい。それでいて、今となっては一番安定的なキャッシュを生む事業として機能してます。
そんなわけで、営業経験者なら誰にでもオススメ出来そうだなと思ったので、今回はこの「営業代行事業」の立ち上げ方を学べる記事を書きました。
これさえ皆が知っていれば、かなり営業経験者のキャリアの選択肢が広がるのではないかと思い立ったわけです。
には、お役に立てるのではないかと思います。
本記事はいわゆる「トップセールス」と言われるような最強の営業猛者でなくても、メインの本業とは別に事業を立ち上げ、そこそこの事業が作れる準備が出来るよう意識して書き上げました。
なぜなら、僕がこれまで実践してきた営業代行事業の立ち上げ経験を体系化したものになっているのですが、僕は恥ずかしながら1度もトップセールスになったことがないのです…(泣)
また、営業代行事業を立ち上げた時の営業経験は約2年だったので、この方法と執念があれば営業経験者なら多分誰でも出来るのではないかなーと思ってます。
一応弊社の実績と照らし合わせ、全仕事時間の5~10%くらいの工数で、月の事業利益20万円くらいまではこの方法で出来ると思ってます。(利益に関しては商品設計によりますが)
副業や副事業的な立ち位置の事業になるでしょう。
自分の事業(スモールビジネス)を持っているだけで、普通なら実力者じゃないと出来ない経験を得られたり、本業とは別のキャッシュフローを持てたりするのが、自分で事業をやることの利点です。
そんなわけで心にも余裕が出来て、人生の選択肢の自由度が上がるはずなので、この記事を読んだ営業経験者のキャリア選択肢の自由度が、少しでも広がれば嬉しいなと思ってます。
STEP0:なぜ営業代行なのか
結論、営業経験者にとって「出来る」と「求められてる」の釣り合いが取れてる(需給バランスがいい)のが営業代行業務だからです。
ITエンジニアが独立したり副業したりする際は、大体が開発案件の受託、つまり開発代行業務をします。これは、ITエンジニアにとって「出来る」と「求められてる」の釣り合いが取れてるからです。
IT企業において、ITシステムの開発需要がない企業はほぼありません。それと同じように、営利組織において営業の需要がない企業はほぼありません。
つまり、営業経験者にとって営業代行事業は、局所的に顕在化した需要が確実に見込めるビジネス(スモールビジネス)のため、センスがなくても比較的離陸させやすい事業となりえるのです。
僕も営業代行事業を始めてから知ったのですが、色々な業界、あるいは商材の営業が出来るので、営業経験の幅がかなり広がります。
しかも事業化していく過程で「マーケティング」「採用」「マネジメント」「仕組み化」「事業計画」「アライアンス(事業提携)」「ファイナンス」など、一通りの事業開発経験を得ることが出来ます。
スキルアップしたくて事業開発経験をしたい営業なら、ぶっちゃけやらない手はありません。
ただし、これは僕の考えですが、やる目的がない人に事業開発はおすすめしません。事業が失敗する最大の理由は自身が事業継続出来なくなること、つまり執念がない状態に陥ることだからです。
正直、スモールビジネスに実力や頭の良さはそんなに関係なくて、ほぼ執念による継続がキモになると思ってます。
本当に自分の事業を作りたい、あるいは本当に事業開発を経験したい、という人だけ、ここから先に読み進めることをオススメします。
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