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花城さあやさんのイメージコンサルタントでオシャレスイッチをONにしてもらったよ。



あれ?私、オシャレ着いつ買った?

今シーズン買った服はモンベル。しかも、アンダーウェアばかり。ジオラインいいよオススメだよ。自転車通勤用のジャケットも買ったわ。お陰で真冬の通勤は無敵だった。

それはそうと。私、オシャレ着いつ買った?

ある日ふと、我に返り「これじゃいけない!」と、思い立ち服を見に行ってみたが...

あれ?服ってどうやって選ぶんだっけ?

ぶらぶらといつも行くお店を梯子してみても、ピンとこない。3周くらいしても欲しい服が無い。そもそもオシャレな服ってどうやって選んでたっけ...本気で分からなくなっていた。

あの日から、私の生活に欠落しているもの。

それはオシャレ。

宙組が止まって以降、宝塚の街に行けていない。外部やOGのイベントにも観に行くけど、宝塚大劇場に行くワクワク感と違う。何十回何百回と来ていても、あの阪急電車のホームのメロディを耳にする度にワクワクする気持ち。勝手知ったる花のみちを大劇場に向かって歩く軽やかな足取り。当たり前にあった生活の彩りが抜け落ちている今の生活はまるで古ぼけたセピア色。大切な何かが抜け落ちている。服の色以前の問題。

この状況を何とかしたいと思っていた矢先。仲良しのフォロワーさんが受けて楽しかった!と言っていた、花城さあやさんのイメージコンサルタントを受けてみる事にした。

パンが無ければお菓子を食べたらいいじゃない!じゃないけど。宙組で埋まらない穴は元宙組の人に埋めてもらえばいいじゃない!あれから止まっている時を、抱えてる色んなモヤモヤを、さあやさんならバチコーン!と勢いよくスイッチを押してくれるのではないかと思い、思い切って依頼してみた。

長い間、舞台に当たり前にいた人が目の前に居る。最初はちょっとドキドキしたけど、気さくに話をしてくれるのですぐに緊張が解けた。その日のお召し物からして、キラキラした瞳とオーラは「プロミセス、プロミセスのジンジャーちゃんは実在したのだ」と感動した(名前が出てこなかったの。アレ、あの役なんやっけ…と思いながら過ごしていた)(リカちゃん人形っぽい感じがね)

私が宙組を見始めた頃、101期さん達は研1だった。こーんな小さい時から見ていた子達←だ。現役時代の花城さあやさんは私!私!と言う強い主張は無いけれども、いつだってそこに居ると言う安心感があった。どの作品の何の役と言うよりも「花城さあやがそこに居る」と言う揺るぎない信頼。退団後、SNSで垣間見る「おもしれー女」なのも良い。いい意味でSNSのイメージ通りの方でもある。可愛くて、そしてちょっとおもしれー人。

そんな方から開口一番くらいに「お肌がキレイですねー」と言われた。

宝塚の娘役さんをされていた美意識の塊のような方から「肌がキレイ」と言われるなんて。いやいやそんなそんな〜と謙遜しまくる暇なく、 息を吐く頻度で「肌がキレイ」と言われまくった。終始、この肌の美しさを!そのトーンを活かしましょう!と力説された。

16タイプパーソナルカラー診断。

以前、婚活をしていた時に受けたパーソナルカラー診断ではイエベ秋と言われた。なので世間一般的なイエベ秋っぽい色味を選ぶ事が多かった。ワインレッドやからし色みたいな渋めの色。

さあやさんの診断はさらに深掘りの16タイプ。年数が経ったり時間や体調によっても変わる事があるらしい。マジシャンの如く、布を取っ替え引っ替えしながら、これは物足りないですねー、こっちがいいですねー、と事細かに説明して下さった。同じ青でも印象が違うのが素人目にも分かる。ちなみに、私の似合う色は水音志保さんと同じらしい。「ひろこと一緒ですね~」言われてもねぇ...(笑)

そんな中で満場一致で「似合う!」となった色。

それは、白と黒。

イエベ秋(自称)、まさかの白と黒。

一番避けていた白と黒。予想外過ぎる白と黒。

パンツや靴に黒を持って来る事はあれども、暗く見えると言う先入観から避けていた黒。服が汚れそうで避けていた白。白って200色あるねんけど、白は白でも真っ白。どちらも明らかに肌のトーンが上がる。顔が明るくなったの。人生で一番避けていた組み合わせが最強だった。

私のタイプは、1stがVivid-Winterで、2ndがStong-Autum。今まで選んでいるワインレッドやからし色も悪くはないけど、より鮮やかな色を選ぶと良いと言われた。「迷ったらより鮮やかな方を選ぶ」さあや師匠のありがたぁ〜いお言葉。人間国宝さん認定!(←関西ローカル)逆にパステルカラーが着たい時はどうするか?なども教えて頂けたし「存在を消したい時に着ると良い色」まで教えて頂けた(笑)どんな時やねん。

パーソナルカラー診断に続いてメイクレッスン。

普段は日焼け止め塗って眉毛を適当に描いてマスクで誤魔化している私(笑)お恥ずかしい話、そもそも論のマットと透明感の意味が分からず「汗をかきやすいならチャコット!」と勧められるままに買ってみた。そんなレベル。私の肌質を活かすなら透明感重視とアドバイスされた。

元タカラジェンヌからメイクレッスンって、使ってるの高級なデパコスばっかりだったらどうしよう...やべぇ破産する...とビビっていたらドラッグストアで買える系のプチプラも多かった。意外と皆さん使っているらしい。これからメイクレッスンを受ける方がいたら、全部デパコスではないから安心して!と言いたい。タカラジェンヌだって適材適所にプチプラを使うのだ。プチプラ重視であればその旨を予約の時に相談したらいいんじゃないかな?きっと的確なアドバイスをくれるはず。

アイシャドウのパレットの4種類の意味が分からなかった私も、バッチリとアイメイクを教えてもらった。アイライン一つで、マスカラひと塗りで、変わる自分の目を見て「この私の目なら雪輝れんやさんに勝てるかもしれない」って気がした。マスカラひと塗りでヨネちゃんの目に勝てる気がしたんだよ!!すいません調子に乗り過ぎました。

メイクレッスン後のまとめでは、アクセサリーやメガネ、髪色のアドバイスまで頂ける。「せっかくならアンミカっぽくしましょう!」とささっと髪を整えて頂いたついでに、スタジオにある黒ブチメガネを掛けたらめちゃくちゃ似合っていた。自画自賛するレベル。さあやさんも一緒になって似合う!と褒めてくれた。メガネのフレームで一番避けていた黒ブチが、実は一番よく似合う。大!大!大収穫であった。

まとめると

・白と黒がよく似合う、モノトーン最強説。
・迷ったら「より鮮やかな」色を選ぶべし
・マジで黒ブチメガネが良く似合う
・アンミカを参考にすべし

ちなみに、さっきからちょこちょこっと出てくるアンミカは「ファンレターに○○ちゃん(宙組娘役のあの子)の可愛さは200種類あるねん」と書いたと言う話からである。ヅカポタさんはアンミカさんとタイプが同じだから参考になると思いますよ!と、ご自身のスマホでアンミカの画像を探してくれた。カラー診断やメイクの合間の宙組トークもまた楽しかった。久しぶりに楽しい宙組の話をした。

さあやさんのレッスン後、オシャレしてメイクバッチリ決めて観劇する自分を思い浮かべた。

いい感じの黒ぶちメガネを買って、コスメ揃えて(ブラシを揃えよとの仰せ)、次に美容院で入れて貰うカラー。アクセサリーは大ぶりゴージャスに。欲しい服のイメージもどんどん湧いてくるし、実際に欲しいものがいくつか見つかった。

このワクワク感だよ、欲しかったのは!!

舞台が開くその日が来たら、さあや師匠仕込みのメイクをして、バッチリモノトーンコーデ決めて観劇したい。宙組ファン界のアンミカを目指そうじゃないか。ハッピーラッキーなんとかかんとか。

まだまだ先は見えないけれども、不安を抱えているのは宙組生だって同じだ。だからこそ、ファンの方こそ「待ってるよ」と言う気持ちを忘れてはいけない。夜はアカン、朝考えよう。誠意あるお話合いになるように焦らず事の成り行きを見守りたい。