見出し画像

【#遊戯王】「へぇ~」ってなるカードの元ネタ・周辺ネタ その2【雑学】

まえがき

みなさまごきげんよう
ちょっと有名になりたいいしずかです。

このネタ2回目です。
シリーズ化希望!!
筆者の承認欲求のためにX等で拡散してください!(直球)

いつもの注意書きをば
※ここで紹介する例はあくまで一例やひとつの説を切り取ったもので、一応調査はしていますが、事実と異なる場合があります。
※あくまで「へぇ~」という感じでお楽しみください。

では今回も2枚。やっていきまーす

《モロコシーナ》

ジャンフェス2010のプレミアムパックで登場したモンスター
はい、トウモロコシです。
さてみなさま。トウモロコシを漢字で書けますでしょうか?

少し待つので頭の中で書いてみてください

……

はい終了!
正解は「玉蜀黍」でした!

いや、正解観てもこれをトウモロコシって読むの無理やん!と思いませんか?わたしもそう思う。
玉蜀黍は「粒が玉のような蜀黍(もろこしきび)」という意味で、
モロコシ部分の「蜀」は三国志で有名な蜀の事です。
キビは穀物の一種であるキビの事です(そのままです)

と意味を聞いても意味は分からないと思います。
トウモロコシ。これは「トウ」と「モロコシ」に分解できます。

「トウ」は漢字で「唐」つまり中国の事です。
トウモロコシは中国経由で日本に伝えられたので中国を表す字が使われています。トウガラシ(唐辛子)と一緒です。

「モロコシ」は「唐黍」つまり中国の事です。
黍はキビなのですが、唐の部分は中国。
つまりトウモロコシは中国中国キビという名前だったんです!

まぁもちろん諸説あります。
玉蜀黍で「玉」という字があてられているのは、トウモロコシの粒が玉(ぎょく)。宝石のようだからという説だとか、モロコシは「玉黍」という別名もあり、そこから中国要素を足したという説だとかあります。
あ、あと頭の「唐」の部分は中国というよりも南蛮という意味の方が強いともされています。うーん、難しい!
なので正確には「南蛮玉黍」くらいがちょうどいいのかもしれません。

《天使の聲》《悪魔の聲》

デッキビルドパック  ヴァリアント・スマッシャーズで登場したヴァルモニカのペンデュラムモンスター
Pゾーンで左右に置かれるこのカードたちのモチーフはもちろんみなさまご存じ「天使のささやき、悪魔のささやき(良い天使、悪い天使)」です。
物語で登場人物の葛藤を描く際に用いられる手法のひとつで、さかのぼると中世くらいには存在していた手法だそうです。
ただ、原初のものはわからないみたいでこれ以上話がひろがらな……

ということで注目したのは「聲」の方です!
ちょっと前に「聲の形」という漫画(映画)とかありましたよね。

して「聲」なのですが読み方はコエ、セイ、ショウ
まぁ「声」と一緒です。
というのも「聲」は「声」の旧字体だからです。

え?そんなの当たり前だって?
じゃあここからは「聲」がどういう成り立ちか解説していきましょう。

「聲」は「耳」と「殸(ケイ)」に分解できます。
耳は置いといて「殸」なのですが、これは古代中国の楽器の事です。
石を板状にし、ひもで吊るした楽器の事を「殸」というそうです。
(この楽器を磬と書いたりもします)

この楽器は銅鑼みたいに石の部分をバチなのでたたいて音を出すそうなのですが、「聲」はその「殸」の音が「耳」を揺らして音が伝わるという様子。
「耳」が(殸のように)震えて音が伝わる。といった様子から成り立っているという説があります。

そして「聲」が「声」になったのは
「声」が「聲」の略字である。
という点の他に
昭和56年。民事行政審議会は常用漢字表の旧字355組357字のうち、当用漢字表に収録されていた旧字195字だけを子供の名前に認める、という決まりを作りました。
その後、新字の「声」は常用漢字になり、旧字の「聲」は人名用漢字になれずに使用されなくなったという経緯もあるようです。

余談ですがその決まりのせい(?)で「声」は子供の名前として登録できるのですが、「聲」はできないそうです。

「聲」もとい「声」って石で作られた楽器が元だったとは……
これは「へぇ~」となっていただけたかと思います!!

あとがき

いかがでしたでしょうか!
もし「へぇ~」となった方はTwitter(X)で他の方にもこの記事を広めていただけると筆者も嬉しいです!
評判が良ければ第3回も計画していこうと思いますので、高評価、拡散よろしくお願いいたします!!

それではまたどこかで。

おあとがよろしいようで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?