詠んだ短歌14
払ったお金に見合う時間だけオタクに優しいギャルになる君
その気もないのにベッドに寝転ぶ 天井に映る実家のアコレ
君に優しくされてる誰かの声が壁の向こうで聞こえてくる夜
冷蔵庫の中にクラムチャウダーを見つけた 僕 を包んだかさつく手のひら
気まずくないから膝枕してよ 背中の下にマットの感触
恥を知らずに生きる仲間と別れて吐き気と一緒に逃げ込むガスト
何ができなくても勝手に生きるから手のひらいっぱいに描く花丸
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