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もしもし下北沢(よしもとばなな) 感想

もしもし下北沢を読みました。

少し前に読み始めた時期に身内が亡くなって、気持ち的に読めなくなってしまったけど、時が経って再チャレンジ。

身近な人の死は、想像すると怖いけど、

現実に起こってしまったら受け入れるしか無いし、

人間だし、良くも悪くも前に進めてしまう。

新しい出来事が絶対待ってて、

また普通に人間としての人生を送れてしまう。

人生送るしかないんだけど、不思議だな。

人が死ぬと、何かが自分の中で変わってしまうとか

思うけど

やっぱり普通に日常を過ごす時が来る。

当たり前だけど

すごいね。




身近に、

昔、自殺が死因で夫を亡くしている人を知ってる。

兄弟を事故で亡くしている人を知ってる。

でもその人たちは普通に日常を生きてる。

そうするしかないけど

すごいなと思ってしまう。


こういう本を読むと

自分の身近な人を"突然"亡くしてしまったらと想像するけど

本当に起こったときは

想像しているものとは全然違うような

想像できないような心情になって、

でもまた、想像以上に意外にも、

きちんと日常を送れてしまう日が来るんだろうか。

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