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私は少しでも自分の魂を磨くために生きている


悪夢のようなあの日から、今日で1ヶ月が経った。

あの日は失恋をした日だ。
絶望、不安、喪失感
感情に身体を支配されて何もできなくなった。

理解されきれないもどかしさと
理解しきれないやるせなさが押し寄せた。

冷静な話し合いをしたかった。
理解しようという努力をしたかった。

罵倒をされた。
クレイジーだ、気持ち悪い、ズレてるよ、
どうしてもっと考えて発言できないの?と。
冷静さを失った彼の顔は狂気じみていたし
少し笑みがあるような気もした。

そして、大好きな人から言われたそれらを
100%真面目に受け取り、
この世から消えたくなった。
生きてる意味を見失った。

私はズレてて気持ち悪い。

傷ついているのは自分だけじゃないとわかっていつつも
降りかかる言葉にグサグサと。メンタルを崩されていった。

違う生命体だってことはわかるのに、たぶん、
お互い分かり合えていたいと思うからこうなった。

それぞれ自分の常識(だと思っているもの)と期待を、
裏切って、裏切られて、崩れた。

そんなの、そうに決まっているのに。

彼は価値観が違うということに肯定的でなかった。
わたしは何とか、理解はできなくとも
それを尊重して、できるだけ肯定していたかった。


それでも私は全然、相手のことが好きだ。

好きなものを共有できて
楽しい時間を過ごせて
大事なことや、私の知らなかったことを教えてくれた。

すごくすごくかけがえのない時間。

できることなら今後もこんな時間を
また取り戻したい。


この1ヶ月間で、沢山のことを学んだ。


ご飯を美味しいと思える幸せ
会ってくれて話してくれる友人が近くに居る幸せ
時間は絶えず流れ続けること
心と身体は繋がっていること
他人は変えられないこと

日光を浴びると心が穏やかになること
エンタメが心を救ってくれる時があること
お風呂が温かいという幸せ

泣くことで気持ちを軽くできること

どん底の自分が見る景色の中では
ただラーメン屋に並んでるだけの人でさえ偉大に見えること

そして、時間はゆっくりとゆっくりと、物事を解決させ、
変化させ、また問題を生んでいくということ。


沢山周囲に迷惑をかけ、
何もできない時間が圧倒的に多かったけど
きっと無駄じゃない。

これからどんな展開になろうと、
私の魂はちゃんと磨かれて
前に進むことができるだろう。

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