何様(朝井リョウ)を読んで考えたことをつらつら書いただけ

「何様」を読んだ。

「ノリ」って最近よく使われる言葉だし私も含め若い人が主に言うイメージで、物事を軽くみたりなめたりしている印象を持たせる言葉だと思う。

だから使う場所によっては、不快感や軽蔑の気持ちを与えてしまう事がある

だけど振り返ると今までいろいろなことがノリで成り立っている

例えば、私の場合は

ノリで日帰り旅行行ってきた
ノリで新商品買ってみた

よく考えずに、やってみよ！いってみよ！

って思えばノリ。

ノリって、立派な一種の理由になり得るなと気付いた

言葉にすると顔をしかめたくなるような響きでも

そもそも気分が「ノらな」ければ、これらの行動は起こさないし

だから、ノリって侮れない

判断するその瞬間に、「ノれた自分」、あっぱれ

あと、「自分は何様のつもりだよ」

の気持ちに共感した。

大学のサークルの飲み会で大勢で飲んでて、

3〜5人程度の小さな会話の輪ができる。

1年生の頃は、先輩に話しかけてもらえて、輪に入れてもらって、それで話を振ってくれたり自分に話をしてくれる事が嬉しいだけの立場だった

それが1年、2年経って、自分がちょっと上級生になったら、後輩と話していても、

「これってどういうことですか？」

「〇〇ってどう思いますか？」

って、社交辞令なのか何なのかわからないけど

それ、私に聞いても全然有力情報得られないよ。

聞く人間違ってるよ。

ってなる場面があって(大抵は社交辞令)

そう思う反面、やっぱり聞いてくれたという事実に嬉しくなって、

等身大以上の口ぶりで話し出す自分がいた笑

その時はなんとか演じられてる

いいこと言えてる

って思っても

酔いが覚めて思い返せば

何喋ってんの自分w

ってなることがあった

少しの経験や時間の差で、

あたかもすげえことしてきましたみたいになるの

なにこれ笑　滑稽だな笑

と思ったけど、

自分より経験があり経歴が少しでも長い人は

みんな神に見える

来年から社会人だけど

最初は絶対、周り全員社会人の神に見えるんだろうな

人って面白い