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会社が自由にしていいよと言ったなら

みずほ銀行FGが、今年の12月から希望者に週休3日、週休4日を認めるという。昨年、同社は副業・兼業を認めている(自営か起業に限る)。

社員のなかには体のいいリストラだという人もいるそうだが、この先行き不安ななかで「今、選べる」という点で非常に恵まれている。しかも銀行員といえば、平均給料を上回っている業種じゃないか。

最近、スマホ決済が当たり前のものとなり、私は銀行のATMに何カ月も行っていない。ごくたまに記帳に行くこともあったが、紙の通帳がいっぱいになり、新しいものを発行をするには1千円かかるというので、この期にやめた。対面で銀行に行ったのは? マンションの繰り上げ返済で行った1年前に行ったっきり。人と会うことはさることながら、ATMという施設も不要。それを作る人も、1駅に複数個所あったATMをメンテナンスするのも不要。人は要らなくなるわけだ。AIに仕事を奪われるという話も現実味を帯びてくる。旧型の職種、終身雇用もあと20年続いているとは到底考えられない。その一方で、少子化が叫ばれ、あらゆる業種で人手不足はどこも深刻だという。

自分の子どもにはせっせと将来への投資を惜しまないが、自分のこととなると、意外にわかりづらくてすっかり放置だ。いや、自分なりには動いてはいる。勉強してみたり、副業をやってみたりするのだが、どうしても今の延長でしか頭が回らず、安心材料にはならない。「健全」なwebサイトで知り合った人と新しい取り組み、学習も試しているが、それがずっと使い続けられるスキルかといえば疑心暗鬼だ。ただ、この世は椅子取りゲーム! さっさと見切りをつけて、新天地で新しい地位を築ければOKだし。残り物には福があると何が何でも会社の机にしがみつき、逃げ切れられればOKなのだ。

先の、週休3日、4日の件。もし私が同社に勤めていたら、まずは週休2日のまま、かつ起業するだろう。起業といっても、損のない手を使って。個人事業主となり、編集かライターでこれまでやってきた副業を表立ってやっていくだろう。ただし、ネット環境が充実し、経験なしでも誰もが参入できるところが問題。単価は下がり、いよいよラクではない。あとの手は? 占い師はできそうだ。画は? 画そのものを売ることは難しいかもしれないが、これを基にできる商売は少し考えがある。あとは? ワークショップ開催。プランナーやファシリテータとなって、運営することはできるかもしれない。いまのところ、そんなところだ。組む人を考えれば、子ども向けコンテンツや教室を運営することもできるかもしれない。

日曜を回った夜中、そんな妄想をする・・・。もうすぐ現実の月曜がやってくる!!

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