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千葉駅周辺の小/中学校学区 Vol.3

Vol.2からの続きです。
Vol.2を見ていない方はこちらもどうぞ

メイツ千葉THE MID

名古屋に本社を構える名鉄都市開発のマンションブランド、メイツシリーズの物件です。
この物件の特徴は立地で、THE MIDの名前通り、千葉都市圏の中心に位置しています。また、南口物件であり東口の商業施設一帯の外に位置するため、住空間として重要な静けさを手に入れる事にも成功しています。
極めつけに、隣接物件に高級車ディーラー、病院、葬儀場が含まれており、この物件を喧騒から守るかのような役割を果たしてくれています。
ただし、人によっては葬儀場が近い(バルコニーの目の前に位置します)事に抵抗がある人もいるかもしれません。

さて、この物件の学区はどうでしょう?
実はこの物件、近年の千葉駅周辺新築物件の中で最も小学校までの距離が近い物件で、最寄りの新宿小学校まで徒歩2minです。
では、小学校が近くて良かったとなるのかと言うと、そうならない所が今の千葉市の悪い所です。
こちらの学区は、
・幸町第三小学校→幸町第二中学校
です。
そう、まさかの美浜区です。
なんとこちらの物件、好立地も空しく、近年の千葉駅周辺において、指定小学校が最も遠い新築マンションとなってしまっています。
はっきり言ってこのレベルまで来ると最早、通えないという家庭(子供)が出てきそうです。
もしかすると、こちらの物件に入居するようなご家庭は私立・国立小学校(総武線で1駅の千葉大付属小の方がよっぽど通いやすいです)への受験をお考えかもしれませんが、万が一落ちた時の公立校が美浜区というのはさすがに可哀そうです。

うーん、やっぱり本当におかしいですね、千葉市教育委員会。


プレミスト千葉公園

こちらも注目物件、なんと千葉公園の敷地内に建設される、という意味で唯一無二のマンションです。
こちらは大和ハウス工業のプレミストシリーズです。
物件の特徴は言うまでもなく、千葉公園内という立地なのですが、それだけではありません。千葉市初のZEH-M Oriented基準に対応した環境配慮型マンションとなっています。このZEH認証ですが、マンション内のエネルギー効率を高めるなどいくつかの基準をクリアした物件が取得でき、住宅ローン減税においても優遇があります(正直、住宅性能うんぬんというより、ここが居住者にとって大きなメリットと思います)

さて、こちらの学区はどうでしょう?
こちらは、
・轟町小学校→轟町中学校
になります。
こちらもかなり遠く、大人の脚で徒歩20-25分といった所です。
ではこちらの本来の指定校はどこだったかと言うと、弁天小学校になります。
どこかで聞いた名前ですね。
そうです。Vol.2で紹介した2027年度竣工見込みのブリリア千葉の指定校です。ちなみにプレミスト千葉公園の竣工は2025年です。
あれ?おかしいですね。
なぜプレミストの方が早く建つのに弁天小学校に入れないのでしょう?

この問題、こちらの物件の関係者、入居予定者は抗議した方が良いと思います。
教育委員会側の都合で、幼い子供が苦を強いられる状況は間違っています。
受け入れる学校側の都合もあるのでしょうが、そもそも学校は受け入れる努力を最大限しなければいけません。学校側にも責任はあると思います。


という事で今回も2つ物件を紹介させて頂きました。
あと数物件ほど次回の記事で紹介して、このシリーズを終えようかと思います。
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