ズボラさんの自給ガーデン

ズボラな私が果たしてどこまで自給できるのか?ハーブ栽培を機に、無農薬・無肥料・不耕起・…

ズボラさんの自給ガーデン

ズボラな私が果たしてどこまで自給できるのか?ハーブ栽培を機に、無農薬・無肥料・不耕起・連作・自家採種の自然栽培にハマり、さらに自給に目覚めてベジになりました。将来は自分の土地を手に入れて、野菜と果樹を100種類くらい育てたいと思っています。

最近の記事

ジャンボニンニクの種採りに挑戦した結果

ジャンボニンニクは、普通のニンニクに比べてかなり大きい球根ができます。 香りが弱いので、無臭ニンニクとも呼ばれるそうです。 スーパーマーケットなどではあまり見かけないので、普通のニンニクと比べると知名度は低いかも。 でも最近では、道の駅などでは結構販売されていることも多いので、ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんね。 種球を買うと結構いい値段です。 だから6月ごろ収穫した球根を取っておいて、また秋に植え付けています。 だけどこのジャンボニンニクは、たくさんの花を咲かせ

    • 肉好きの私が、菜食中心になったわけ。

      自然栽培にハマって、今年の春であっという間の4年目。 栽培技術はあまり向上していなさそうだけど、好きな気持ちだけは高まる一方です。 いずれは千葉県の南の方で、自給自足的な暮らしをしたい。そう思っています。 だけど、以前は大きな大きなハードルがありました。 何故なら、大のお肉好きだったから。 野菜だけの暮らしなんて、無理。 お肉がない食生活なんて、私には耐えられない。そう感じていました。 なにしろ食卓にお肉が出ないと、「今日は地味なおかずだね〜」とブツクサ言うような子供

      • ジャガイモ:危険を感じて突然変異する?!

        あれれっ、グラウンドペチカの子イモがクリーム色になってる??? 2024年1月下旬に、畝に残していたジャガイモを掘り取っていたら、なんとも違和感満載のグラウンドペチカの子芋を見つけた。 ↓   ↓   ↓   ↓   ↓ 因みに、グラウンドペチカは普通こんな色です。 ↓   ↓   ↓   ↓   ↓ これは、もしや突然変異? いつかジャガイモの突然変異株を見つけたい。そんなことをフワっと夢見ていたけれど。 まだジャガイモ栽培を真剣にやろうと思ってから1年も経っていない

        • 自家採種で植物は賢くなる?!

          自家採種を繰り返すと植物は強くなるという。 確かに昨年採取したパクチーの種は、ものすごく適当に種まきしたにもかかわらず、発芽率が異常に高いように思うし、いまも元気に成長中。 私にとっては、植物の「強さ」イコール「丈夫」「頑健」みたいな漠然としたイメージだったけれど、ちょっと誤解があったかもしれない。 今年で自家採種3年目になるフラックス。 去年とはちょっと様子が違う。 なんと、霜にあたっても葉が黒くなっていないのだ。 と言うよりもむしろ、「霜にあたって黒くなるほどには、大

        ジャンボニンニクの種採りに挑戦した結果

          ジャガイモ:自然栽培・連作のための品種選び

          いま、俵正彦さんのジャガイモにハマっている。 出会いは、2023年のこと。 春作用に、【たねの森】さんでグラウンドペチカの種イモを購入したのが始まりだ。 このとき入手したのは、「デストロイヤー」という別名を持つ、特徴的な見た目のイモ。 いまはもう亡くなられているのだけれど、俵正彦さんが育種した品種だという。 俵さんは、個人で15品種ものジャガイモを育種された凄い方。 突然変異で生まれたジャガイモは、病気等に強い品種となるため、連作・自家採種がしやすいのだそうだ。 ジャガイ

          ジャガイモ:自然栽培・連作のための品種選び

          秋作ジャガイモの大失敗

          実はワタクシ、植えたジャガイモを早々に全滅させたことがあります。 それは2021年秋のこと。 植えて暫く経ってから、「芽が出てるかな〜?」と様子を見に行ったら、順調に発芽して10センチくらいに茎・葉が育っていた。 ある程度の大きさ以上の芋を収穫するために、ジャガイモは芽かきをする。 芽かきをしないと、小さな芋ばかりになってしまう、と聞いていた。 だから、芽かきをしなくちゃね。 芋が動いてしまわないように茎の根本を土の上から左手で押さえて、右手でソッとその茎を引き抜く。 そ

          秋作ジャガイモの大失敗

          まずは主食を自給する

          コロナ禍の2022年1月。乾草(かんそう)の供給が止まった。 乾草とは、牧草を乾かしたもの。 餌を注文しようと飼料会社に電話したら、餌の在庫がないと言うのだ。 さらには、牧草を積んだ船が日本の港にしばらく来ないから、日本全国同じ状況であるとのこと。 つまり、他の餌屋さんに聞いても手に入らないということだ。 当時、私は馬のいる牧場で働いていた。 国産の牧草は値段が高いから、アメリカ産やカナダ産のものを購入している。 このまま馬の餌が買えないと、馬たちは飢えて死んでしまうわけ

          シノダケ林を手入れする

          「シノダケ」とか「シノ」と呼んでいるけれど、ここに生えているのは本当はアズマネザサ(だと思う)。 そう、「笹」なのだ。 てっきり、硬くて背が高く「木」みたいなのが竹で、柔らかくて背が低い「草」っぽいのが笹だと私は思っていたものだから、竹と笹の違いを知って心底驚いた。 その違いは、成長しても棹鞘(かんさや)が残るものが笹、残らないものが竹だそうだ。 幹鞘というのは、竹の棹にくっついている白っぽくてカサカサした皮のようなもの。 ↓   ↓   ↓   ↓   ↓ それはさて

          シノダケ林を手入れする

          ソラマメ自家採種のポイント 

          2024年1月初旬。 いま畑にはソラマメが育っている。 品種は「初姫」。 野口種苗さんで購入した赤実のソラマメだ。 もちろん食用目的なのだけれど、一部は熟すのを待って種子用に収穫したい。 なにしろソラマメの種子は、他の野菜に比べて買うと高いから、毎年自分の畑で種子がまかなえたら御の字だ。 今回の初姫は10数粒で500円くらいしたかな。 また自家採種には、種代の節約以上にありがたいご利益がある。 種採りを続けていくと、植物の適応能力が高まって、病気や虫に強くなっていくらしい

          ¥100

          ソラマメ自家採種のポイント 

          ¥100