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自然塗料を選ぶ 柿渋と松煙

改装中の部屋の天井は白カビだらけでした。

前住人の方がしっかり拭き取ってくださったおかげでカビはもうないのですが、拭き取った際天井の色もはげてしまい、沢山の手跡が残っている状態です。

色が剥げ、手跡がたくさん。

簡単に色を変えてしまうならワトコオイルやブライワックスを使えばお手がるですが、体や家のことを考え自然塗料を使いたいと思いました。

選んだのは柿渋。今は匂いのしない柿渋もあるのですね。小さい頃父親が強烈な匂いのする柿渋を使い家族中鼻を曲げていたのもいい思い出です。

自然塗料のいいところは作業中手についても安全なところ。手袋をしなくてはいけない作業もつい素手で行ってしまうズボラな私にはありがたいです。
自然塗料を選びたくなったのは飼っている猫の影響もあります。ついこの子達が触ってしまっても安全なものを選びたい。
そしてこのお家が自然と調和していて欲しいなという思いで選びました。

さて、柿渋塗ってみると欲しいほど色の濃さが出ない。何度か重ね塗りをするのも手ですがそれでは途方もない。

日本家屋特有の黒い木の色はどうやって出しているんだろう。いろいろ考えましたがnoteで柿渋に松煙を混ぜている方を発見し試してみることに。

奥が松煙を混ぜた柿渋の色、手前は柿渋のみ。

お!いい色出ました。
noteでいろんな方の記事読むのは勉強になります。ありがたや。

色むらが出ないよう重ね塗りして完成まで頑張ります!

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