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難病と仲良くする。


今から2年程の春と夏の境目。
私は難病を患った。
病名は、ネフローゼ症候群。
腎臓病だ。



難病を患った時のことはとても鮮明に覚えている。

当時のパートナーが疫病を持って帰ってきてしまい、
案の定感染した時だった。


パートナーに渡された風邪薬を飲んだら、
アナフィラキシーショックになり、
一気に身体が浮腫んでしまったのだ。

身体から水分が出ていかなくて、そのせいで目も開かないレベルに腫れた。
浮腫みで体重が数日で9kgも増えた。

さすがにヤバイと思い、保健所に電話し、緊急入院させてもらった。

入院当日、沢山の検査をされたのだけれど、
特に注射がヤバかった。

注射器を刺されると、立ち眩みと吐き気がしたのだ。
今まで注射を打たれただけでこんな風になったことがなかったので、
「あぁ、もう私はずっと病院生活なのかな」
って本気で思った。

幸いにも、
私が患った微小変化型ネフローゼ症候群は、
薬への反応がとても良くて、
ステロイドを飲むと徐々に落ち着いていった。

体調が落ち着いてきたので、一カ月経で、退院することができたけれど、ずっとこの難病とは戦っていかなければならないと思う。

腎臓は、一度悪くなると、元に戻らないと言われている。
腎臓の調子が悪くなると、私の場合は倦怠感、貧血、発熱が起こる。
本当に扱いにくい身体。

病院の先生からは、
検診の旅に
ストレスを減らしなさい
疲労を避けなさい
日光に当たり過ぎないでください
と言われる。

「そんな気楽な生き方できるわけないだろがー!
 バカヤロー!
 仕事頑張り時やねん!」
って毎回心の中でツッコミ入れてる。


恐らく、あまりトレーナーとして活動するのに適してはいない身体だと思う。

でも、だからこそ、
誰よりも健康の大切さを知っている

パーソナルトレーナーとして、
健康を伝えるのはもはや使命だと感じている。

この使命を果たすため、
自分の身体を大切に、日々学び続けます。

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