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ノーコードでマーケティング戦略はレッドオーシャンに!?その対処法

この記事を見て欲しい方
・マーケティングに興味のある方
・ノーコードに興味がある方
・ノーコーダーになりたい方
・ローコードに興味がある方
・プログラミングに興味がある方
・ノーコードの未来が知りたい方
まとめ
マーケティングは数ある『正解』の1つに過ぎない。他の正解も検討してみる。


ノーコードの次は『マーケティング』という風潮

ノーコードでプロダクトを作るとイエスコードよりも少ない時間で作ることが出来ます。

なのでノーコードにより、『余剰の労働生産性』が発生することになります。

そして、その余った労働生産性を『マーケティング』に費やすことを勧めている方が多いような印象が私にはあります。

確かにマーケティングとは直接的に売上に影響を与えるものであり、『ただプロダクトを作る』だけよりは格段に影響を与えるものです。

私自身も実際ホームページを作るとクライアントから

「どうやったらアクセス数増えますか?」

と聞かれることもありました。

" マーケティングを学べばその質問に対しても適切に答えられるでしょう。 "

『正解』へ向かう多数の人々

そして、ここからはフリーランスのノーコーダーの方で、今だとワードプレスのテーマである『snow monkey』でウェブ制作をされている方も多いと思いますが、営業は出来て当たり前とします。

営業活動を行い、売上が増え、そこからプログラミングスキルを高め、サーバーサイドの言語を習ったりと『技術』を高めようという方もいらっしゃるかもしれません。

あるいは直接売上に影響を与える『マーケティング』を学習し、実践するというのは大きく収入をアップさせる分かりやすい形となり、『正解』であることは間違えないと思います。

しかし、みんなが『正解』の方に向かうといわゆる『レッドオーシャン』、供給過多になり競争力のないマーケターは市場から排除されていくようになるのではと思いました。

実務未経験のrubyエンジニアの例

過去の例としては、『実務未経験のrubyエンジニア』が挙げられます。

一時期rubyを扱える方というの非常に少なくて、

「rubyを使えるなら誰でも良いから企業に来て欲しい」

という状態でした。

実際にその状態になっていた初期の方では、プログラミングスクールに入るなどし、未経験からrubyエンジニアになる方が多く出現しました。

大手IT企業のD社に未経験で内定貰った方も私は知っています。

しかし、その成功を見て、たくさんの「フォロワー」が未経験からウェブ系エンジニアになろうと学習しはじめたり、rubyを習えるプログラミングスクールが乱立し、入学する人が急増しました。

2019年10月から消費税が10%になり、日本経済が低迷しはじめたのもあります。このようにコロナ関係なく、2019年10月から求人倍率下がってます。
2020年10月の有効求人倍率が発表されました。

その結果今は経験のないrubyエンジニアは余っているという状態になっているらしいです。

(※Rubyで仕事をもらえなくても、PHPやJavaなどの他の言語やワードプレスに流用することが出来るという異論は認めます)

Ruby経験者の方は引き続き経済産業省が試算する通りエンジニアが2030年には79万人不足するということもあり仕事はあるらしいです。

現在の流れに当てはめる

同じような感じでマーケターが供給過多になってしまうのではないかと思いました。

二の舞という感じであれば、マーケティングを習えるスクールが今でもそれこそ先ほど書いたD社のマケキャンやデイトラでの『広告運用コース』などがありますが、そのようなスクールが乱立し、卒業しても他にも出来る人が多いので、マーケターが余ってしまうということもあるのではないかと思いました。

ついに『ノーコード本』が登場!
本書では、近年、注目をあつめるNoCode(ノーコード)による開発について、NoCodeの基礎知識から主要なツールの使い方まで丁寧に解説しています。解説するツールは「Glide」「Adalo」「Bubble」になります。また、巻末に、NoCodeのこれからについて、著者による座談会を収録しています。


ぜひチェックしてNoCodeのこれからを把握しましょう!


他の『正解』を考える

なので、他の『正解』を学んで実行するというのもありだと思いました。

それはマーケティングだけでなく、人事やマーチャンダイズ、財務、経理など抽象度の高い『本社的な機能』の部分を押さえるということです。

人事(人間関係)におけるヘンリー・フォードとデールカーネギーの例

例えば『人事』。これは「優秀な人材をスカウトする」とか人材会社がやっている実際の人事の部分もありますが、『人間関係』と言うことも出来ます。

例を出すとすれば、自動車会社フォードの創業者のヘンリー・フォードです。

具体的には

10人の記者団に詰め寄られた、
ヘンリーフォード(フォード自動車の創業者)は、
 
「それではそれぞれ質問をしなさい」と答えました。
 
10人の記者団は、
フォードが答えられそうにない質問をそれぞれしました。
 
するとフォードは10か所に電話を入れ、
全ての質問に答えました。
 
「やっぱり、お前は答えられないじゃないか!」
すぐに記者から責められましたが
 
「私は答えられないが、答えられる人を知っている」
とフォードは答えたそうです。アンドリュー・カーネギー墓碑銘 とは?

今だと『グーグル検索』があるので、答えられなくても調べればすぐに分かりますが、こちらのエピソードを現代に適用すると、

「出来る人に仕事を振れば良い」

という事でして、自分がマーケティング出来なくても「マーケティングが出来る人」に任せれば良いですし、はたまたコーディング出来なくても「コーディングが出来る人」に振れば良い訳です。

「そういう人脈といかに繋がっているのか?」というのは大きな武器になります。

具体的に繋がるにはデール・カーネギーの『人を動かす』とかを観て実践すると良いです。


私は実際にこちらのCDを車を運転しながら、何度も聞きました。



リンカーンやヴィルヘルム二世など(またこの人たちが実際に何をやったか知るとさらに面白い)出てくる人物は歴史の人物ですが、「まず褒める」など今でも通じる普遍的な人の動かし方を学べます。

こちらの名著ですが、

「1ヶ月で100回読んだ」

という方を知ってます。

とあるコミュニティの任意の課題でやったらしいですが、そりゃあそうですが「1日に3回以上読まないと間に合わない」のできつかったらしいです。

最後あたりは

「あ、この章はあの話だな」

とすぐに浮かんでくるようになったらしいです。

その他の『正解』の例

他にもあまり詳しくないですが、マーチャンダイズであればShopifyとかで何か物を売るとして『どこが一番原価が安く仕入れることが出来るか知っている人』だとか、経理や財務であれば財務諸表見て分析出来る人とかの方がいわゆる『ニッチな人材』であり需要が出てくるのではと思いました。

総論

もちろんマーケティングを知ってるよりは当然知ってる方が良いので学んで実践するには良いと思います。

しかし、ノーコードにより余った時間をあまりにも『マーケティングに使うべし』とする意見が多いと感じましたので、一石を投じたく今回記事を書かせて頂けました。

今回も最後まで観て頂けまして、ありがとうございます!

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