マガジンは宝箱


39県での自粛解除が決定したけれど、そこにほっと息をつくようなそんな安心感は自分自身まだない。
第二波はどうせ来るだろう。そんな冷めた考えでニュースを眺めるのは何度目か。

最近は専ら大学のオンライン講義による課題をこなすか、音楽を聴きながら本を読むか、お気に入りのDVDをすり減るほどに何度も再生しているか、の三択だった。一週間の大半はやはり課題をこなすことに精一杯で、このnoteを書いているのも授業の一環。

今回でnoteを書くのは3回目。講義も3回目を迎えている。
毎週与えられたテーマで、自由な文体でnoteを更新するという、高校生の頃の私に聞かせたら「さすが大学はフリーダムやな」とでも返ってきそうな新しいタイプの授業だと思う。

さて、今回は「マガジンをつくってみよう」というのがテーマであり課題の一つ。そしてそのマガジンを制作するにあたっての制作記……感想のようなものをこの記事に記すのがもう一つの課題だ。

正直私は人のブログ、というか見知らぬ他人の想いが綴られたものをあまり積極的に読むタイプではない。文を読むのは好きだし、書くことだって比較的好きな方だと思う。
ただ、ブログとなるとTwitterなどで話題になった興味のあるものくらいにしかわざわざアクセスして読むことはない。だからnoteのことも正直あまり知らなかったし、ブログと同じものかと思っていたのでなんなら最初ははてなブログのことだと勘違いしていた。

マガジンをつくる、ということからまずは色んなものをざざっと漁ってみた。ひとつの記事を読み終えて、その記事の下にリンクが貼られたおすすめ記事にまた目を通す。
それを繰り返すうちに、さまざまな人の文章に自分の感情を揺さぶられていたことにふと気付いた。惹きこまれて、涙を流して、癒された。小説ではなくとも、人の書いた文章というのは多種多様な魅力が隠れていて、たくさんの色で彩られて、ふと新しい何かに気付かせてくれたり、懐かしい気持ちにもさせてくれる。

私がまとめた一つのマガジンは、そんなさまざまな感情や視点、思考を与えてくれた色とりどりなとっても素敵な記事がつまった宝箱になった。
相変わらずニュースは冷めた考えでしか眺めることが出来ないけれど、鮮やかな感情で一日一日を過ごせるように、それを文章にして人に発信することができる生活に戻れるように自分なりに頑張ってみようと思う。

これだけだと少し寂しいというか味気ないので、最近お気に入りの作業用BGMのリンクを。 


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