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藤子・F・不二雄ミュージアム原画展2期に行ってきたよ!


以前藤子不二雄ミュージアムは「人の心がない人肉を食べたい商品開発担当者がいる」という傍から聞くと訴えられそうなものを書いたのですが

ざっくり記事の内容を話すと…
○○コーナーがオススメ!→なんでファンのトラウマシーンを抉る商品作った!作品愛は感じるけど人としてはどうなの?
みたいな感じです

1番大事であろうミュージアムの1番の目玉の展示品についてはほとんど触れていません
これにはしっかりとした理由がありまして…
下書きには…(読み飛ばしてください)

(以下展示内容写真NGの為ご想像にお任せします)
鬱エンドで有名なミノタウロスの皿だー描き直す前の雑誌を展示されてる単行本で読んでた時に思った、ミノタウロスの皿途中から絵柄が少し変わった?の違和感を払拭できた最高改めて見るとヒロインのミノアが笑顔で料理されるのを止めるシーンはこんなに書き足しが多かったのか…主人公の声の届かない感じコマ割りがまるで映画なのよ…

みたいな内容が数千文字近くダラダラと書いてあり…
直接原画を見た私は「あーアレそうだよな〜」となりますが、藤子不二雄ミュージアム行ったことないという方には見たこともない写真もない絵についての感想が1万文字なわけで…
人様に読んでもらうのにはどうかな?と思い泣く泣くボツにしたのですが…

期間限定 原画撮影OK
やりやがった!藤子不二雄ミュージアムやりやがった!最高!
そんな訳で泣く泣くボツにした分取り戻すために撮影した原画と共にひたすら感想を書いていきます
(私は好きな物は独り占めしたい人なので撮影OKが終了したタイミングで投稿しています)


以前は上の写真のようにミノタウロスの皿モチーフのフォトスポットがありましたが

素人がスマホで撮ってもこんなにかっこよく見えるのすごいよ

今回はヒョンヒョロ!
やっぱりうさぎのデザイン絶妙に可愛くない〜
藤子先生はドラえもんやオバQなどで「なんかすごい力を持った生物が少年のところにやって来てドタバタ日常ギャグ」というのをよく描かれるのですが…
決まって街の皆さんやパパ、ママはいつの間にか謎生物を当たり前の物として受け入れるんですよね


それを否定するようなお話の構成いいよね

初見だとうさぎをポップな子供の味方的存在に見せる➞うさぎの初登場を楽しそうなおもちゃが沢山ある子供部屋にすることで表現
字を読むことが恥ずかしい…➞なんか分からないけど地球とは別の尺度で生きてる生物なんだなをこの1Pで表現しているのすごい
また、うさぎさんとは、宇宙的な常識と地球的な常識ですれ違うシーンがあり…そのすれ違いから最後のオチが綺麗に繋がるわけで…

長くなりましたので最後にヒョンヒョロのイチオシ原画の紹介です
個人的に藤子先生は夜の表現を明るい色で表現するのがとても上手だと思ってまして…
皆さん紙とペンもしくはイラストソフトを立ち上げて「星も瞬かない月夜の公園に大人たちがいる」
の絵を描いてください
多分ですが全体的に黒系の色が多くなっていると思います
その上で下の原画上段のコマを見てください

白率多くね?!
この夜表現が先生のすごいところだと思う
もちろん他にもすごいところ沢山あるけど

1作品だけでもこれだけ語れる内容がたくさんある
そんな凄い作品が沢山見れる藤子・F・不二雄ミュージアム!
作品知識がなくても大丈夫!音声ガイドさんがある!
漫画を読んだことなくても読み放題スペースある!
漫画や原画に興味なくても映え写真スポットある!
ローソンに行けば当日券も買えるから気軽に行ける!
入場料1000円で上記のこと楽しみ放題(子供さんや学生さんはもっと安い!)
文句なしの藤子・F・不二雄ミュージアム!みんなも行こう

オマケの原画


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