ブランクありで社会復帰する際に有利な職種は

長く続いたブランクから一念発起、本格的に社会復帰を果たしたいと思った時、まず考えるのは採用され易い職種や求人は何かという点だろう。
一般的には、人手不足が深刻で喉から手が出る程人材を欲している職種であれば、求人に応募し採用されるチャンスはかなり高いのであるが、もちろん条件はある。

その職種に対してのキャリアや資格といった適正に加え、どんなに給与が低くてもしばらくは我慢が出来る、というものである。
ブランク明けという不利がある以上、採用を勝ち取るという目標を前にすれば給与の安さは些細な問題に過ぎない、という割り切りは応募側が当然持っているだろうし、ブランク明けでいきなり高い給与体系となる責任ある仕事や役職に着けられない、という採用側の至極当然な理由があるのだ。

また社会復帰を果たす側としても、幾ら給与が高いとは言え責任重大な仕事をいきなり押し付けられるよりは、安い給与のアルバイトやパートからでも良いから、着実に段階を踏みつつ慣れていきたいという思いもあるだろう。

給与や雇用形態は二の次にしてもまずは確実に採用され、社会復帰を果たしたという既成事実作り、その後のキャリア作りや転職への足掛かりとする事。

長いブランクの後に1つでも履歴書に書ける職歴が出来れば、その後のプレッシャーや不安も大きく和らぐのである。
社会復帰を果たす上で、給与は決して高くなくとも確実に採用され易い職種は、前述の通り人手不足が深刻な物流や倉庫、そして介護といった分野に集中している。

少々体力は要るが、仕事の中で得られる資格や免許の種類も多く、その後の転職の足掛かりとしても理想的であろう。

詳しくは「ブランク可のお仕事で社会復帰！」を併せて読むといいだろう。