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WRC10

次々と各プラットフォームでの発売が続いているWRC10
人気の高さから世界中でプレイ配信がされています
そんな中自分のヘタレプレイを配信など無粋
今は環境もプレイも初心者としておとなしくコツコツやっていこうと考え
noteでのレビューに留めていこうと考えました
それは同時に
数年計画において納得環境を整える野望も潜んでいることになります(笑)

レーシングゲームは
「F-ZERO AX・GX」、「マリオカート ダブルダッシュ!!」以来
(いずれも2003年)
GC(「F-ZERO AX」はアーケード)で登場したレーシングゲームですが
ラリーを題材にしたレーシングゲームとしては
1998年のAC版「SEGA RALLY 2」ぶり
オンロードレースゲームもいいのですが
やっぱりAC版「SEGA RALLY 2」に影響を受けたものとしては
WRCを題材にしたものが気になりますね

AC版「SEGA RALLY 2」以来23年もブランクがあるのに何故今更?
という意見もおありかと思いますが
一言でいえばコロナ影響ですよね
本来ならばスムーズとはいかないながらも
転職にて新生活を始めていたはずの2020年は
転職先の受け入れ拒否や退職後の手続きやら費用やらEtc.・・・

一昔だったらOLDゲームに明け暮れて晴れ晴れだったのでしょうが
神経系患いはその気持ちを皆無にさせてましたし
端的に言えば
神経系患いを持ち心身に余裕なく過ごしてきた十数年の片隅で
コロナ禍で途方に暮れそうになった時
思い出した記憶の中から
ゲームから派生した興味事についての「今」に関心を持ったということです
(思い出さなかったら生涯学習まっしぐらだったかも知れません(笑))
特にコロナ騒ぎで行動が制限されてしまった中で
Youtubeや一部TV番組といったものにふれた機会は多かったので・・・

WRCについてもコロナ影響がものすごく強く長い中断の末再開したものの
待望だった日本は中止になってしまいました
ただ
そのことが結局自分にとっては
ラリーを題材にしたレーシングゲームの「今」に思いを寄せることになり
「WRC」シリーズを知っていくキッカケになりました
そんなコロナ禍の2020年に発売されたのが「WRC 9」でした
この作品には「こんな感じ」だったのか、というイメージが膨らむ
日本のコースが収録されています
そして
1年ほど経った今年2021年に「WRC 10」が発売されました

eスポーツWRCの公式ゲームであることからも
参戦者が多いのも分かりましたが
自分が驚いたのは
完全初心者環境でも操作感覚が楽しい(運転してる感覚になれる)のと
実際に運転しているような錯覚をおこすほどのリアルさでしょうか?

(参考)
ここまで記述した
WRC9とWRC10について比較している映像がありましたので
参考にどうぞ ↓

さてさて
YoutubeのWRC10に関する動画を検索していると
中にはライバルゲームとの比較動画というものも出てくるのですが
その中でも「あー、試してる」感が強かった動画がこちらでした

いわゆる
同じ車体を使って
・クラッシュにおける車体のダメージのリアルさ
・障害物と衝突した際の速度や角度によるダメージの当たり具合
・コンディションにおける車体の汚れ具合
・コース外に侵入した際の人や物の当たり判定
を「DIRT RALLY 2.0」と比較しているほか
PART 2ではコース数や車体数なども比較していますが
まぁこれはお約束ですね(笑)

一般公道で出せるスピードでリアルさを感じられるものの
ラリーで走るスピードでのクラッシュ具合は
一般運転手ではリアルなのかどうなのかはもはや判断つかないです(苦笑)
プロのドライバーが絶賛しているのだからそうなんだと思います

各パーツに細かくコリジョンを付けていて
当たり場所によっては欠損も生じるほどの車体の再現は凄いと思いながらも
当たり方によっては「こんな破損の仕方はしない」と思う箇所も見られます
映像からは実車っぽい箇所とモデリングカーっぽい箇所が共存していて
なかなか面白いです
雨や沼地のコンディションにおいての車体の汚れ具合に関しては
圧倒的にWRC10の方がリアルですね

ただただ驚くのはドライバー視点から映り込んだ映像ですね
映り込む背景がとてもリアルです
雨での視界の悪さなどは非常にリアルで
雨の強弱もあることからその視界の悪さが変化する辺りは本当にリアル
最近ゲリラ豪雨に見舞われたケースが多いので
現実運転のうっぷん晴らしには丁度いいかも知れません
(要ドライブゲーム環境ですが(笑))

コース外の人や物に対しては「DIRT RALLY 2.0」の方がややリアル
障害物や車体に対しての当たり判定がちゃんとあり
ぶつかるとダメージになりますが
ギャラリーである人への接触時にはすり抜けます
これに対しWRC10においては
コース外のものに対しての当たり判定はなし
一見リアルを追求した「DIRT RALLY 2.0」の方がよく思いがちですが
全てにおいてリアルさを求めることがゲーム性につながるとは思えず
自分としてはやはりWRC10に軍配を上げたくなります

これについては
やはり自身が1985-1986年におけるグループBの悲劇を片隅に置いているから
と感じています
自分はAC版「SEGA RALLY 2」に影響を受けたと申しましたが
実際ラリーの認知はこのグループBであり
皮肉にもグループB時代に起きた大惨事のニュースでした

↓WebカーグラフィックでのグループB記事を参照にして下さい
https://www.webcg.net/articles/-/37247

これにより
ゲームであっても過度な演出はラリーにおいてはあまり歓迎しないのです

WRCの舞台が現実世界であることから
コースを通じて当時の風景を補完できるようになった感覚が強くあります
そして
2030年に向けた環境対策の流れにつれて
ここ10年近くの間にモータースポーツの変化も著しくなっていくのでは?
という予想もされます
EV車両になった時に果たしてラリーが存在しえるのか?応援し続けるのか?
様々な?を持ちます

EV車に関しても自分の認知はリアルチョロQが初めですね(笑)
ソーラーエネルギーで電気モーターを動力源とするものでしたから
当時注目されていたら現在ではEV文化が発展していたかもしれません
意外(?)にも新技術のキッカケはオモチャにあることが
あの時代の面白さではありましたが・・・

エンジン車両がリアルな試合ができなくなった場合
その競技はeスポーツWRCといった仮想空間に移行していくのかな?
とは考えます
そして
EV車両でリアル競技を用いた時に果たして観戦するであろうか?
という疑問も持ちます
ひょっとしたら
RCカーやミニ四駆のレースを観戦している方が
余程面白くなるかも知れません
しかしながら
これはまだ見ぬいわば捕らぬ狸の皮算用
蓋を開けたら環境にやさしい今迄以上の白熱レースが待っている
と願いたいです

今後の変化の思惑も含めて入手したWRC10
10の通り10年かけて遊んでいくと思います(笑)

サポートしてくださる方お待ちしております