見出し画像

アメリカ 月を地球の絶滅危惧種のノアの箱舟にする計画

イギリス大衆紙TheSun8/2
地球に大災害が発生した場合に備えて、絶滅危惧種のDNAを月に保管するという驚くべき計画が科学者らによって明らかにされました


これは Biorepositoryとよばれ、すでに実施されている活動の延長にあります。Biorepositoryは、すでに130 万種の植物の種子を保管しています。
アメリカのスミソニアン国立動物園・保全生物学研究所(NZCBI)の科学者によるこの野心的な計画は、この種のものとしては初めてのものだといいます。
科学者たちはすでに、南極の苔が火星で呼吸可能な空気を生み出す鍵となる可能性があることを発見しています。
 Biorepositoryは、動物の細胞、胚、精液、組織は、極低温保存と呼ばれるプロセスで凍結されて保存されます。


地球上の同様の貯蔵庫に比べるとおよそ5倍の費用がかかるものの、月面のバイオ貯蔵庫は実際には維持費が安く済むと考えられています
理由は、 Biorepositoryでは低温が必要であり月の両極付近の深いクレーターでは、永久影によって月の表面の温度が -410°F (-246°C) 以下に保たれていて、地球上でそれを実現するにはより多くのエネルギーが必要になるためです。
このプロジェクトは、動物界を絶滅から救うことを目的とした「数十年にわたるプログラム」の一部です。現状では、約 200 万種の生物が絶滅の危機に瀕しています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?