全国銀行協会は『ATMのマナー・エチケット』を啓発できないのか?

給料日、年金支給日、『ゴトウ日』と呼ばれる資金決済の集中日…そんな時は銀行やコンビニなどのATMは必ず混雑する。そんな時に支給の現金がいる場合だとATMで長々と操作されると気分が悪くなるもの。特に操作方法を熟練できない年寄りにはのどの近くまで『いい加減にしろ!』と声が出かかることが多い。

2020年2月に放送された『マツコ&有吉かりそめ天国』の中で有吉弘行とマツコ・デラックスがこの件に関し物申していたが、いろいろネットに掲載のあった中から『しらべぇ』の編集部がまとめたものがあったのでリンクを貼る。

私の場合のATMを使うルールはこんな感じ。

  1. 入金額から『急ぐ出費の額』『当面の食費の持ち分』『電子マネーに繰り入れなければならない分』を前日に計算し紙のToDoリストにまとめる。

  2. 実際のATM操作は『ATMから送金しなければならない』分の回数を含め3回以内に収め終了したら速やかに次の人に譲る。通帳などの整理は店内の記入台に移動して行う。

  3. 3回を超える引き出しについては並び直すか、別の店舗に移動して行う。この場合『急がない費用』を大原則にする。

スーパーにある『サッカー台』のようなもの(伝票の記入台が該当)が1台でも空いている状態にないと銀行のATMなんて利用してもその後の通帳の処理を考えたらお金を遺失しかねないので、銀行は営業時間にしか行けない(あと、時間外手数料がもったいないのも理由だけど)。

最近になって銀行を見ても『待ち時間の短縮にご協力をお願いします。』的なPOPをちょくちょく見かける。

でも・・・である。
本来ならこういうATMのマナーを啓発しなければならない全国銀行協会のサイトを見てもマナーのマの字も見かけない。掲載されていることは金融教育やクレジット・ローン、投資とか特殊詐欺の防止とかにウェイトが咲かれている状態で、ATMのマナーに関しては完全に『会員の銀行に丸投げ』しているような状態である。そういったことこそ金融教育と並んで啓発しなければならないのではないか?

あえて思う。
全銀協は『ATMのマナー・エチケット』をめぐっての啓発はノータッチなのか?高齢化社会の進行、ATMのマナーの適正化に関して全銀協が大きな啓発をかけないとモラルハザードになるのは決定的だと思うか…

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