お笑いの賞レースの決勝戦こそ紅白歌合戦や24時間テレビに対峙してほしい

ここ数日ネット上だが、日テレの大晦日に『笑ってはいけない』の特番が帰ってくるかもしれないとの情報を見かける。BPOの審議にも乗ったことで厳しくなった向きが一時期あったが、あの番組ほど紅白歌合戦の裏番組としては見苦しいと感じるのが私の持論。飛び交う『ガキ使ロス』なんてのは必然で騒ぐほどではないと思っている。

では、どんな番組が紅白歌合戦に対峙すべきかって?

私が考えるのは、
『お笑いの賞レースの決勝戦』を紅白歌合戦の裏で展開させるべき
というもの。

特に『M-1グランプリ』『キングオブコント』の決勝戦を紅白の裏に持ってくれば確実に(視聴率で)勝てるはずというのが持論である。私がその手のプロモーターやブローカー的な位置にいたらテレビ局(例えでABCやテレ朝を挙げる)側に、
「大晦日こそあのM-1の決勝出場者の出囃子聴きたいと思いませんか?」
と確実に提案するはず。


これが同じように当てはまるのが放送も迫った24時間テレビ。この裏もライバル局の手詰まり感が否めないのだが思い切って関西テレビ(実質フジじゃん)あたりが『R-1ぐらんぷり』の決勝を8月に移設すれば24時間テレビを凌駕できるイベントに成長できるはずだと思っている。年々見る気も失せるあの長時間番組よりはピン芸人の技を見た方が目の保養になる。

お笑い界の賞レースも、もっと大晦日や日本の夏のテレビの世界の地殻変動のために躍進してくれ!今では競馬中継以外は見ることもなくなっているある種『ラジオっ子』の端くれではあるが、この思いが通じたら大晦日だけでも1日だけテレビっ子に戻ってもいい…

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