見出し画像

こんな今だから復活してほしいもの

昭和生まれの私が令和の時代に復活してほしい制度が2つある。ざっくり書いておきたい。


1 食品の製造年月日

それまで製造年月日一本で表示されていたものが弁当・総菜業界の声に推され、加えて外圧もあったことから平成7年に『賞味期限』『消費期限』のほうが表示を義務化されてしまう形に。しかし、食品の賞味期限は偽装されやすい傾向があり、加えて、賞味期限の場合は、その日から1日遅れでも何の問題もないことが私の体験では多い。消費期限こそ食中毒対策の観点から必要とされているが、私は食の安全を確実にするためなら『製造年月日』こそ義務化が必要なのではと再発見するようになった。しかも賞味期限の表示は、品質保持期限が3か月を超えるようなものは『年月』までに簡素化しようと改悪状態である。これではよくない。

2 消費税の外税表示

店舗や通信販売における『モノの価格』の表示は、2021年3月まで『外税表示』と『内税表示』が混在し、4月から『総額表示』の義務化に伴い内税方式が完全に義務化になっている。しかし、複数税率の登場に伴うインボイス制度の開始と内税表示は相いれないものがあり、かつ、『納税者意識』の涵養のためには外税方式を復活すべきではないのか。

こういうことを言うと『老害の極み』とZ世代には取られるかもしれないが昭和平成の世ではこのようなことをやっていたから安全・安心があると自負できる。政治的に動いてこの2つが復活してくれないと、本当の意味での安心安全なんて絵に書いた餅。何とか復活してほしいのが願いだ…

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?