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氣をつかむ「マントラで脳が変わり住む世界が変わる」図解入り・象気功


あなたが見ている暮らしているこの世は、あなたの脳が作り出した幻想であり幻影である。

当たり前である。

たとえば同じPCを使用しても、脳の具合で色合いも音もキーボードの感触も、人によって違うのである。

だから、人によって使い心地が全く違ったりするのである。

とても使いやすいPCだという人もいれば、こんなもん使えたもんじゃないという人もいるのである

同じPCを見てるのに、とても素晴らしいデザインのPCだという人もいれば、こんなひどいデザインは見たことがないと呆れる人もいるのである。

これが一時が万事で、すべてにおいて、人は同じ世界を見ながら、まったく違って見えているのである。

さらに知能指数や右脳左脳の優位性や脳機能の問題もあるので、こうなるともう、人によって見ている世界はまったく違うものになるのである。

すべてがそのような具合で、見えているもの感じているもの聞いているものが、人によってまったく違うのである。

つまりそれぞれ違う世界に住んでいるのである。

たとえば気功やヨガをやっていると、奇人変人の集合体に出くわしたような妙な人や変な人が満載である。

中には氣が入るとけっけっけーっと叫んで走り出したり痙攣して暴れたり、果ては霊が見えるだの神が見えるのテレパシーが送られてくるだのと言い張るのである。

どう考えても入院した方がいい人が多々おられるのである。

ところが、あたしはこの連中のおかげで、同じ世界に住んでいても、人はそれぞれ見えているもの感じているものがそれぞれ違うということを理解したのである。

中にはあたしとかけ離れたまったく違う世界に住んでるとしか思えない人もおられるのである。

まあ、いずれにしても、氣の世界にいると、はっきりとは言えない病棟にいるようなもんである。

しかし、それぞれ社会的地位もあり、お東大卒だらけの高学歴で、中には有名企業の社長や重役、あるいは大学の教授なんて人もいるのである。

この人たちも含めて、この世に生きる人は、それぞれに違う世界に住んで、普通に生活を営んでいるわけである。

この事象を作り出しているのが脳である。

脳がなくなれば、あなたが見ている感じているこの世は消滅するのである。

当たり前である。

その脳が作り出しているこの世を変える方法のひとつが真言・マントラである。

マントラ(mantra)の語源はサンスクリットの2つの言葉からなっており、「マン(man)」は考える、「トラ(tra)」は呪縛やネガティブ思考から身を守るという意味である。

それが日本も伝わり「真言」となったのである。

マントラは人に霊的な変容をもたらすとされ、祈りや瞑想などで心を落ち着かせるために唱えられる短い言葉である。

古代インドの行法でマントラを唱えるときは、108回を1マーラとして数え、そのとき、108個の玉でできているマーラ(mala. 数珠)を指で繰りながら数を数えるということが日本仏教にも伝わっているわけである。

108という数字のいわれはともかく、実際にマントラの効果を得るには、少なくとも日々100回以上の回数を唱えることが必要であるので、それを1セットとするのは理にかなっていると言えるのである。

あたしは気功やヨガを修し氣をつかむ過程で、マントラを唱えると、チャクラあるいは経穴あるいは氣の集積した部位が開くということを経験し、理解したのである。

マントラ・真言はそのような言葉による音(おん)の組み合わせであるということである。

さて、真言・マントラで何が変わり住む世界がどう変わるのかということを無謀なマントラ読誦で脳にバグが出てなんでも見えると豪語する霊能気功師象師匠があの世界から発する電波満載で解説するのである。


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