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気功入門8「大周天・小周天」図解入り:象気功

「大周天」「小周天」である。

「大周天」「小周天」についてはウィキに無意味で役に立たない理論が延々書かれておりますので、知識マニアやお勉強マニアの方はそちらを読んでお楽しみいただきたいということを最初に申し上げておくのである。

象気功はあくまで実践でありますので、無意味で役に立たない理論は省いて、初心者でも簡単にできて、実際に効果のある方法を解説するのである。

まあ、とにもかくにも大周天であるが、いきなり大周天もなんなので、小周天から解説するわけである。

小周天は一般的には丹田に意識を送って養生して、発生した氣を会陰に廻して尾てい骨・仙骨、さらに体躯後面の督脈を吸い上げて百会まで上げて、その氣を体躯前面の任脈を通して丹田に戻すという気功法である。

この場合の百会はざっくりと頭頂部周辺と理解していただきたい。

もう少し細かくいうと、丹田に意識を送って発生させた氣を会陰に廻して肛門のあたりから尾てい骨・仙骨を通して、督脈をゆっくり腰のあたりまで吸い上げて、次に背中の肩甲骨の間の背骨第3骨のあたりでまたひと息ついて、それから頭骨と背骨の継ぎ目あたり、つまり後頭部あたりに吸い込んで、それから頭のうしろの経絡を丁寧に百会まで吸い上げて、百会に入ったのがわかったら前頭葉の前の方から鼻先まで通してあとはそのまま喉、胸、腹、丹田と返せば、まあ、これで小周天である。

とにかく、気功あるいは仙道術等に経験のない初心者には分かりづらいので、これを分かりやすく図解したのが次のイラストである。

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最後までお読みいただきありがとうございます。象気功は私の実体験によるメソッドです。私の運命が変わったように、あなたの運命は必ず良い方向に変わります。