イギリス記

イギリスに来て一ヶ月が過ぎた。

住んでいるのはヨークシャー地方の田舎町。
イギリスには〇〇シャーという地名が多いが、これは〇〇周辺という意味だそうだ。
だからヨークシャーはヨーク周辺。

ロンドンやリバプールの都会とは違い、
古き良きヨーロッパという感じ。
街の中心に教会があって、石畳が続く。
教会の鐘は中途半端な時間に乱打される。
確変入ったのか？というくらい乱打。
それが朝10:42とか。何の時間？
何を知らせているの？

「イギリスの飯は不味い」との説があるが、これは嬉しくも外れた。
不味いというか単調。揚げ物が多い。
フィッシュアンドチップスとか。
とにかくみんなチップスが好き。
チップスとはモスのポテトみたいなやつ。
マックのは「あれはポテトフライ」とのこと。
細さの問題か？
ちなみにポテチはクリスプと呼ぶ。

スーパーではパンが安い。800グラム入って200円とか。なのでパンばっかり食べている。
イギリスといえば紅茶だが、水道水（硬水）で入れるとめっちゃ濃くなるので、1番出汁を引くがごとくティーパックをサッと取り出している。

あとネギとキュウリがデカい。

君の名は

本当にこいつらネギとキュウリか？
よく分からないが食ってる。味はまぁネギとキュウリのような違うような、、

田舎なので少し車で走ると牧場だらけ。
羊とか馬とかがのんびりしている。
一面緑の牧場なので壮観。
そりゃこの国からゴルフだのラグビーだの生まれるわい、と納得の平地率。

そして古くて壊れた教会や城が多い。
これは歴史上、何度も入植が行われているのでその度に昔の建物をぶち壊したから。
今はいかにもレアアイテムが落ちてそうなその風貌を残し、観光地として入場料10ポンドを我々から徴収している。

雰囲気よし

そんな楽しい島国イギリス。
暗くて寒くて雨が多いけど残された時間を楽しみたい。