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一つに絞らない。あれこれつまみ食い

今目の前に、新しく始めた工作作品がある。先週ぐらいにひとまず完成にした試作品。

自分では気に入ってる。
ありふれた素材、紙を使う。紙の加工方法が自分的に面白いと思ってる。

あんまりそういう風にやってる人は見かけない。
ぱっと見、拙く雑に見えるようだ。カチンとくるけど仕方ない。

もっとディテールを詰めて、パッと見の感動を高められたら。とか思ってる。

上手く作るって、デッサンに狂いがないとか写実的とか、精密とかなのかな。
ひとつのガイドラインにはなるけど、どうにも上手くできないから、自分はそこまでとは思いたくない。できない自分を否定もしない。
厚かましいけど、下手でも味があるとか、それが個性だとか。

でも、見せ方ってあると思う。
自分が、ここがいいんだってポイントを、うまく伝えられる方法を見いだしたい。

ディテールって造形だけにこだわってたけど、造形作品を発表するには撮影がセットになるから、撮影のディテールを上げる必要もある。


同時並行で、粘土作品を作っていて、どっちかに集中すればもっと効率いいんだろうけど、どっちかを止めるとどっちも続かない。

これを始めたから粘土が再開できて、粘土を再開するから、こっちが進められて、相互に必要とする関係のように思ってる。
合わせてnoteの過去記事の整理もしてて、やはりこれも止めてしまうと、他が動かなくなる気がしてる。

何かを始めると、他のことが気になってくる。
片方で詰めて考え出すと、他も気にするところに気付いてくる。
互いの関係を上手く保ちながら、それぞれの勢いを共有しつつ、計画を進める

結局どれか一つに絞っていって、他を投げ出してしまうかも知れないけど、それはそれでいいと思う。

紙の工作作品をさらに作り続けたい。他の用事と平行させて。細部を作り込んで行くのもいいし、もう一回り大きくしていってもいい。別のモチーフで作ってみてもいい。

でもまずは、あえて上手く作れない、今のやりかたにこだわって研究し、投げ出したりほっぽり出したりしながら、納得いくのを作りたい。

作る気持ちを起こさせてくれたのは、このやり方だから。


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