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挿し木のコーヒーの葉を土に植えるか植えないか

うちにはコーヒーの木があって、世話をしている。
毎日水をやり、日々ちょびっとづつ成長してる。
てっぺんから小さな新芽が生えてきてはちょっとづつ大きくなってるのを確認できる。

もう3年ほど鉢の大きさを変えてない。
鉢を大きくすると、一気に成長が加速すると思ってる。
今で床から160cmほどあり、どんどん成長するとベランダの掃き出し窓の高さを超えてしまう。
その速度を少しでも遅らせたくて鉢の大きさを変えずにいた。

2018年に初めて花が咲いて20〜30程度の実が成った。2020年に再び2つ花が咲いたが、その時は実が成らなかった。

最初の花。20〜30花が咲いた
2度目の花、2輪しか咲かなかった




木の下の方は、当時あまりに生い茂って生活の空間の邪魔になると感じて、バサバサと剪定してしまった。
今となっては、もう少し残してやれば良かったと後悔してる。

プードルの毛(コンチネンタルクリップ)のような見た目になっていて、ちょっと木には可哀想かなと時々思う。

2022年5月、今時点の様子


剪定したあたりから再び枝が伸びることがほとんど無い。
切ってもまた生えると思っていたが、そうでもないようだ。一本だけ伸びてきた枝があるが、それもちょびっと伸びで小さな葉っぱをつけたっきり増えたりはしない。

いずれ掃き出し窓の高さを超えるようなことになれば、背の高さを抑えるのに身長を短く切ろうかと考えてる。
そうなる前に、今の木から取り木や挿し木などで増やせたらいいなと思ってる。

そして、過去に一度挑戦し失敗して、取り木なども試したが上手くいかず、再び昨年の暮れに再び挑戦し、現在進行形だ。

こちらで、栽培に成功した記事を読み、参考に挑戦してる。

ハイドロボールと言って、人工の土、粘土を高温で焼いて発泡させたボール状の石。を使い、底に切った葉っぱを挿して水をやっている。
他にもネットで記事を見かけては、できてる人が居るのだから、自分もできるのでは?と思っている。
が、全然、参考記事のようにはいかない。

一向に根が伸びてきてる様子がうかがえない。
ただ、枯れてないから生きてはいる様子。
そろそろ半年になる。

2022年5月29日の様子(艶は減ったが、始めと比べてさほど変わらない)
2022年1月21日の様子

4月に一度、水に浸けるだけの方法で世話をしてみたが、1週間ほどで枯れてしまい、人工の土の働きは大したものだと感心した。

元の葉の色は違うけど、枯れてるのが明らかにわかる

ずっとそのままでもいいのでは?とも思うが、思い切って土に植え換えてみようかと思ってる。
もしかして根付いて成長が進むのでは?と、根拠ない期待をしてる。

このままずっと世話を続けていって、根が伸びるかも知れない。ずっと伸びないかも知れない。
思い切って土に植え替えたらすぐに枯れたら、どんな気分になるのだろう?
枯れたら悲しいだろうな。

毎日やってることに終わりがくると、放心してしまうのは、粘土制作をしてると必ず起きる。
自分で決めた〆切りに向けて必死で作る。なんとか完成させると、数日休みを取る。
その休みの間、何もしないでいると、〆切りに終われてやってた日々が、大変だったけど懐かしく感じる。

コーヒーの木に水やりをするのは日課で、挿し木をしてる葉っぱに水をやるのも日課。
生活に溶け込んでいて、一連の行動が自分の一部のようになってると思ってる。

先日、自分の粘土作品が初めて書籍に載せてもらえた。載せませんかというお誘いがあってそれに応じた結果だった。
さらに発売イベントの絵の展示にも出させてもらい、公共の場に額装して飾られてる

そのことで人より「芽が出てきましたね」と賞されたり、知人が、我が事のようによろこんでくれて、よろこんでいる知人を見れたことに、うれしいと思える気持ちになった。
準備期間のやりとりを通じても、じわじわとしたよろこびを感じていった。

それまでは、自分で積極的に動こうとしてこなかった。思い切って行動したことは良かったとも思う。

コーヒーの挿し木も、思い切って次の行動を起こしてみてもいいのでは?と、今回のイベントで考えるようになった。

ただ、誘いがあって応ずれば結果がでる訳ではないので、保証が無いことに運任せでやってみてもいいのだろうか?と迷いはまだある。



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