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雑司が谷散人の街道遊歩 0515

津久井往還 1日目-01 2018.10.10

正月に矢倉沢往還世田谷弦巻の追分から多摩川登戸の渡しまでを登戸道として歩いたので、今度は多摩川対岸からその先へ続く津久井往還へ。
小田急線登戸駅から、世田谷通りの多摩水道橋へ向かって多摩川の土手を上がると、河口から23キロ地点のキロポストのあたりが、登戸の渡し跡。
津久井往還の旅の始まり。

多摩川河口から23キロ地点

津久井往還旧道はJR南武線を渡る下河原踏切へ。
下河原はこの辺りの古い地名。

下河原踏切

下河原踏切の先に北向地蔵尊。
祠の中には地蔵菩薩と馬頭観音。
この辺りは区画整理中のようで、祠がこのまま残ることを願う。

北向地蔵尊

北向地蔵尊の向かい側に、石屋河岸の案内板。
河岸は多摩川にあったもので、今の小田急線の鉄橋下あたり。
伊豆方面から石材を積んだ船が多摩川を上がってきたという。

石屋河岸跡

津久井往還旧道沿いに、日本料理の柏屋。
天保元年創業の川魚料理屋がルーツ。

柏屋

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