絵本でほんのりカフェ気分【５】『ぞうさんプロジェクトの真実②：絵画について』

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第5話 （ぞうさんプロジェクトの真実②：絵画について）

第５話（ぞうさんプロジェクトの真実②：絵画について）
　今回は「ぞうさんプロジェクトの真実」続編のため、少し早めに投稿させていただきます。
ぞうさんプロジェクトの成り立ちを知っていただきたくて、ぞうさんプロジェクトとは何かについてのお話しです。

Ｍａｘは良質な絵本を世に出そうと考え始め、言うまでもなく最も大事な絵画作家さんを探してコンタクトを取るようになりました。
Ｍａｘには間違いなく、絵を描く才能がないからです。

Ｍａｘの希望は、当初物語を絵本にしてくれればいい程度の、漠然としたものでした。
それでもよ～く考えてみると、絵本においてある意味原作よりも大切な絵画とはどのようなものかとか、Ｍａｘの原作に適した絵画とはどんなものかを
考え始めました。

そこで、Ｍａｘが考えたこととは、
Ｍａｘのお話には動物が沢山出てきますので、動物のキャラクターが印象的で人間も含めて動物の顔の表情が豊かだということです。
後は、Ｍａｘの心に響く絵画かどうかかということに決めました。
とても単純ですよね。

それから、広告代理店の知人のご紹介で、絵画作家さんと会ってみることにしたのです。
最初に出会った作家さんは、強いタッチの作家さんでした。
とても印象的に動物を描く方でしたが、表情となると余り豊かではないかなと感じました。

二人目はやさしいパステルタッチの作家さんでした。
文章主体の挿絵には良さそうでしたが、残念ながらキャラクターがそれほど印象的ではりませんでした。

そして三人目の作家さんの絵をみて、私は一目惚れをしてしまいました。
Ｍａｘが絵本の絵画に最も重要だと思っていたキャラクターも魅力的で、顔の表情もとても豊かで印象的でした。

この感情豊かな表情を描いてくれたのが、田中悟という作家さんでした。
現在ぞうさんプロジェクトのメンバーとして、大活躍してくれています。

みなさまにも心に響く出会いがありますように。

田中悟氏