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日記+建築倉庫ミュージアム見る(2020年8月15日)

朝食は浜松町の駅併設レストランでモーニング、ベーコンエッグ定食。
昼食は天王洲アイルのパン屋兼カフェでミックスサンド、カフェラテ。
晩は冷凍の鳥野菜甘酢がけ、白米。

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今日は天王洲アイルまで足を延ばし、建築倉庫ミュージアムの展示を見てきた。天王洲アイルの「アイル」が謎で造語?とか思ってたら、駅の英語表記で普通に島のことだと気づいた。よく考えればわかる…。この辺島だし…。

クラシックホテル展は、全12のホテルの解説と建築家・支配人等のインタビュー、資料公開と、ダイレクトに感じられる展示として各ホテルの座れる椅子があった(椅子が座れるのは当たり前だが、その場で座ってよいという意)。山の上ホテルのバーの椅子など、なかなか行けないので無意味に重々しく座ってみた。

これは奈良ホテル?の椅子とテーブルで、珍しく将棋盤と一体となっていた。触れなかったが、ちゃんと駒台も出てくるようだ。
その他、日光金谷ホテルや京都オークラなど訪ねたことがある施設もあり、おもしろかった。

スタッフが読む接客の古い解説書もあった。テーブルクロスの掛け方やベッドメイキング、会話のコツなど、西洋文化が入りたての頃かと思われるので丁寧に説明していた。

また、寺田倉庫の模型保管庫も要予約で閲覧可能で、せっかくなので参加した(写真不可)。建築物のコンペや企業の依頼で作成された精巧な模型がずらっと並んでおり、正直一番良かった…。15分と限られていたので忙しなかったが、じっくり見てしまった。

それらは用途が限られて制作されるもので、厳密に言うと(たぶん)芸術品ではないのだが、いろいろと心が揺さぶられた。現実で再現し得るためにきっちり計算してつくられており、彩色は基本的には最低限で、ときにはミニチュアの人間も配置されているが、変にはみ出す表現はない。

しかしそれ故に、現実の忠実な矮小化にもアーティストの想像力の具現化にもなっておらず、独特の味わいが出てくる。モダンだったよ。モダンが何を指すのかわからないけど…。

帰りには、模型で再現されていた天王洲のハーバーあたりを歩いて帰った。もしかしたら今、おれは模型の中におり、頭上の巨大なるものに見つめられているのかも。そんなことを思いながら帰った。いや嘘だ。暑すぎて何も考えられなかった。毎日暑いね。

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