ピラミッドの頂上からの景色に最下層にいる人は映らない。

人が働いているんだと、もしかしたらわからなくなるのかもしれない。偉い人は。

私が働いている組織の隣の部署はかなりブラックらしく、私は来月からそこに異動する。
最近その部署の長と面談した。

この突如導入されたジョブローテーション制度には抗えないらしい。
どうやら私が異動させられる理由はジョブローテーションの対象になったから、だけらしい。
今後の成長に意味のある経験になるはずって言われても、私がどう成長したいかなんて知らないのによく言えるね?人が足りないだけだろうに。リモートが増えたことで誰が辞めたかって話も余計耳に入りにくくなったけど。
面談してくださった人個人に対しての感情は無ではあるが、トップにいる人は従業員をモノだと思っているのかと感じてしまう。

戦国武将にとっては人ですら領土拡大のための道具に過ぎないんだろうと歴史を勉強しているときに思うのだが、いつの時代も部下は持ち駒なのか。人が何人も死んだところで、死んだ当人の無念も、その家族の悲しみも想像なんてしている暇はないんだろう。

前の会社では組織に対して不満がなかったわけではないが、ここまでの憤りは感じなかったように記憶している…がどうだろうか…。(実際嫌な記憶は忘れるように人間はできているのでどこも似たり寄ったりかもしれない…。)ただもう少し私に対してのフィードバックはあり、まだ納得感はあった気がする…。

結局はこの理不尽な異動が引き金となり今副業、あわよくば転職を!という危機感が醸成され、今いろんなことに片足突っ込みまくっている。つまりポジティブな行動へ昇華させる以外この行き場のない負の感情の処理方法を私は思いつかなかった。

ただ、従業員にとっての正当なやり方で組織へ申し入れしようと行動する人もいるらしい。私は大きな組織へ個人が抗うのは鼻から諦めてしまうが、そうやって立ち上がっていく人もいるんだと知った。めっちゃ応援してる。

私の夢は学童ボランティア(ができる時間とお金に余裕がある生活)。今日も頑張ろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?