～「配られたカードはプレイしきる」　答えは必ず自分の中にあるから⑤～

Q9 同じような想いをもったひとたちがコラボして、自分達自身の中に答えがある。っていうのを気づいてもらうきっかけづくりですね？

そうですね、それは多分人によって違うと思います。着物を着ることでそれに気づく人もいるかもしれないし、フィットネスや自分のウェルネスを高めることでそこに気づいていく人もいるでしょうし。私がいろんなことを試しながらこれもいいなと思う先に必ず師匠がいるので、そういう人たちを連れてきてそういう人たちをご紹介してそこのお客さんなるでもいいし。

人と人のご縁をつなぎながらやっていけたらいいですね。あとは、一生懸命お客様に健康になってもらおうと頑張っているアロマ業界やセラピストの地位をもっと高めて、すごく丁寧に作っている生産者さんが報われるような、そういうあり方、方向性にもっていきたいと思っています。

原っぱ大学にて

正直なところ、それがどうやってできるのかというのはまだすべて見えているわけではないのですが、多分そのヒントを今の会社で貰っているんだと思います。例えば今までの社会は必要だったら作る、足りないから増やす、という感じできたのが、震災でガラッと価値観が変わって、新しく作らない、あるものでまかなうという発想に変わっていっていますよね。でもそれができるんだってことを今仕事を通じて目撃してるわけです。人のbehaviorは変わるんだ、世の中って変えさせることができるんだ、というのを見せてもらえています。
 
「地球と人々の心身経済環境の健やかで豊かな共栄。“共に栄えていく”」っていうのが私の志で、そのために毎日自分に問いかけながらやってるんです。ちょっとずつですけど、今までの大量生産・大量消費で沢山の人や物を介して顔の見えない状態で物や言葉が進んでいく時代じゃなく、もっとずっと人が近くで直接変えたり直接体験できたりするような、そういうところに復古していくのではないかと思っています。じゃないと永遠にアンフェアを生み出し続けていくことを防げない。私ができることは微力かもしれませんが「微力も集まれば勢力になるよ」、と教えてくださった方がいて。微力でも微力同士をつなぎたいなと思ってます。そのためには答えが自分の中にあると思ってくださる人とか、自分のアクションがインパクトがあるって思ってくださる人とか本質的なことに目を向けてくださる人とか、をちょっとずつちょっとずつ増やしていければすごく嬉しい。

人と人のご縁をつないで志を共にする仲間とともに地球と人の健康のために活動している絢子さん。次回はそんな絢子さんが残したい記憶についてお伺いします！次回もお楽しみに！！