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主催者側のトラップ!? 本音と建て前、当たり前

本日5/25 16:00現在 5,884件もの投稿がされている。
「#ゆたかさって何だろう」というテーマで募集しているnoteコンテスト。

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締め切りまでまだ3週間くらいあるのに、ものすごい数の投稿だ。

この企画が発表され、募集開始したのが記事の投稿日からすると
5/18 14:00 である。

ってことは、8日間で5,884件もの投稿がされた計算になる。

一日当たり:735.5件 の「#ゆたかさって何だろう」の投稿だ。

とんでもない数だ。

もちろん、全部読んだわけではないが、みんな「いい事」を書いている。
その多くは「ゆたかさ」を金銭的なことではなく、精神的な豊かさや、他人との心のつながりの豊かさなどについて書いている。

実は自分もすでに1件投稿済みで、同じように「お金では買えない豊かさ」みたいな体裁で投稿した。

いや、これはもちろん本音で書いたし、実際感じたことを書いている。

だけど、「お金で豊かさは買えないよ」と結ぼうとすることはあまりにも安易で、稚拙すぎる。
この企画のテーマを出した主催側のトラップなのではないか?と思うようになってきた。
そんなまとめ方では、あまりにも当たり前すぎて、小学生でも書ける内容だし、心の底からそう思っているのは元ZOZOの前澤さんか、お釈迦様くらいだろう。

8日間で5,884件 一日当たり:735.5件 

一気にこれだけの投稿がされている理由。

■ 賞
・グランプリ:1名(10万円)
・準グランプリ:2名(各5万円)
・審査員特別賞:3名(各3万円)
・入賞:5名(各1万円)

本当はみんなこれ狙いなのだ。

結局は金だ。賞金がなければよくてこの半分の投稿数だろう。

記事を考えて書くという、普通なら面倒くさい労力が、
「ワンチャン10万円もらえるかも!?」という僅かな夢を見ることで昇華され投稿されているのだ。

そしてまんまと主催者のトラップに引っ掛かり、前述したような結び方をしてしまう記事が量産され続けているのだ。


俺は10万円をもらったら宇宙に関する本をたくさんかって知識を「ゆたか」にするか、

保護犬・保護ネコの団体に半分寄付して、半分は自分の家族に使って、いいことしたっていう自己満の気持ちを「ゆたか」にする。

もしくは、休業要請、自粛営業していた行きつけの飲食店に行って、友達を大勢さそって一晩で全部使うってしまおうか。


お金さえあれば、どういう方法でか「ゆたか」にすることができる。

現代社会でのゆたかさを生み出すための原動力であることに間違いない。

それが俺にとっての「#ゆたかさとは何か」の答えだ。






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