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【初開催】学びの共有と仲間づくり

5月10日(金)”学びの共有と仲間づくり”というそのまんまのネーミングなイベントをCOMPASS小倉で初開催した。
主催は、北九州市から九州アジア経営塾(通称:KAIL)に19期生で派遣された山田さんと、20期で派遣された私(三浦)。
企画の目的や当日の内容、そしてこれからのことを書き記しておこうと思う。やっていることの発信も大事だと信じて。
※九州アジア経営塾(通称:KAIL):民間企業の部課長級(約30名)を中心とした、次世代リーダー育成に向けた約11か月間のプログラム(碧樹館プログラム)を実施。山田さんと私が派遣されたのは、この碧樹館プログラム。(この中では同プログラムのことも便宜上、KAILと呼称しています。)


1 何がしたいのか

理由は単純で、
「組織を良くしたい。」
だから、
「組織だけに頼らない、成長できる場・仕組み・仲間を作りたい。」
そんな想いだけで開催した。

2 集まってくれた方々

そんな想いだけで始めたイベントだったが、当日の会場には20名の方々にご参加いただいた。
市役所だけでなく、民間企業や噂を聞きつけたKAIL事務局の方も来ていただいた。
同期のKAIL20期卒塾生や、来年からKAILに派遣される21期生の姿も。
皆さんの好奇心と探求心に本当に驚かされる。

  • 北九州市役所 10名

  • 北九州高専 1名

  • NTT docomo 3名

  • 第一交通産業 2名

  • 山口キャピタル 3名

  • KAIL事務局 1名

3 やったこと

私たちがKAILで学んだことの1%も伝えきれていないと思うが、その場に参加いただいた方々に共通する組織課題の話はできたのではないかと思っている。

19期山田さんの話

山田さんからは主に以下について話をした。

山田さんからの学びの共有

・九州アジア経営塾(KAIL)の紹介

・民間企業の部課長級(約30名)を中心とした、次世代リーダー育成に向けた約11か月間のプログラム
・20年以上続く中で、卒塾生の半数以上が経営層に近い立場になっている
・集合学習では、一方的に話を聞くだけのプログラムではなく、毎回、事前に本を読み、課題に取組みセッション等に挑む
・KAILプロジェクトでは、自分が考える事業プランに対して、一流のコンサルタントから熱心に指導(果てない宿題)をいただける

当日の山田さん説明資料より言葉だけを抜粋

・KAILで得たもの

・OJTや職員研修では得られない、自分の内部的なスキルとマインドの学びと、組織内外の人脈である、外部的なリソースを得ることができた
・KAILでの学びは、どの組織・部署でも、プライベートでも活用できる、ポータブルな財産
・学びが習慣となり、付き合う人のバリエーションが増えたことで、自主的な学びの好循環が生まれた

当日の山田さん説明資料より言葉だけを抜粋

・コミュニティの意味合い

・KAILのような特別なプログラムだけでなく、自主的に学ぶコミュニティがあれば、学びの機会は確保できる
・組織を越えて、フランクに、心理的安全性高く、「個人が成長できる場・仕組み・仲間」を作りたい

当日の山田さん説明資料より言葉だけを抜粋

20期三浦の話

私からは、主に以下について話をした。

わたし(三浦)からの学びの共有

・KAILで学んだ哲学(組織とは?リーダーとは?マネジャーとは?)

・組織とは、共通のゴールを持つ2人以上の集団のこと
・リーダー:自分の組織(チーム)を超えて引っ張っていける人
・マネジャー:自分の組織(チーム)の中を引っ張る人
・リーダーもマネジャーもどちらも必要。TPOで異なるが、重なり合うことが多い

・なぜ、組織にリーダーやマネジャーが必要なのか?

・組織には、真面目に働く人、働くふりをする人、さぼる人がいる。それだと、共通のゴールに向かえないか、ゴール達成に時間がかかりすぎる。最短で到達するために、リーダーやマネジャーが必要
・上司(マネジャー)によって部下のモチベーションに差が出る可能性がある。だから、上司(マネジャー)は部下のやる気スイッチを把握する必要がある。共通のゴール達成には、それが最短ルート

・部下のやる気スイッチを探すために実践している1on1とそこからの学び

・自分の無意識の思い込みが、部下の成長の阻害要因になっていた実体験
・1on1は、自分のマネジメント力向上のきっかけにもなる

4 これから

今回の一回で参加してくれた方々にどれだけギフトをお届けできたかは分からないけれど、これを機に、学びのコミュニティを少しずつ大きく育てていきたいと思う。
当日、山田さんの発案で、今後のコミュニティの在り方を参加者にも書いてもらった。これを見ながら、第二回の開催日と内容を決めていくことにしている。
今回、業務都合で参加できなかった方も、そもそも存在を知らなかった方も、ご関心あればぜひご参加ください。一緒に学び合っていきましょう。

参加者の方々に書いてもらったポストイット(一部)


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