連休最終日の夜と死ぬ前の晩は充実感に浸りたい

この3連休、何もしなかった気がして後悔している。
仕事の日は休みならいいのにと思うし、休みの日は何もすることがなく退屈だと思う。これをないものねだりと言わず何と言うか。

死ぬ前の晩にも同じことを思ったらすごく嫌だ。でも、このままだと言いかねない。
この人生、何もしなかった気がして後悔している。

好きでもない組織のために頑張れるのに、一番大事なはずの自分のために頑張れないのは何故だろう。YouTubeを見てゲームをして食べたいものを食べて、通販で買い物をして、いつもより少し力を入れて洗濯と料理と洗い物と掃除をして、その合間で寝るでもなく寝ていた。

何気ないことでも続けたら意味が生まれる?
その何気ないことを、思いつかないから、永遠に同じところをループしているような感覚になる。本当は少しずつ歳をとっているし、晴れたり雨が降ったり、風邪をひいたり治ったりしているのだけど。

忙しい方がカッコいい気がするのに、忙しく取り組む程の何かが見つからないからもどかしい。自分よりおツムの弱そうな人間が成功しているように見えて悔しい。
つまり私は、心の底では、自分はもっとできて、もっと認められるべき人間だと思っているらしい。

じゃあ、認められるって誰に?そもそもどんな内容で?

そう考えると、やっぱり文章なのかな。文章だったらいいなと思ってる。30歳にもなって、大学生のころと大して変わらない自分が、恐ろしいような可愛いような。
でも進歩もある。以前の私は、出版社!編集者!なんなら作家!とガチガチの無知だったけど、今は「文章」に携われれば何でも第一歩、と寛大なスタンスになれている。何事もまずやってみなきゃしょうがないから、これは小さくも大きな一歩だと信じたい。

新年会で友達が言ってた言葉がじわじわしみてくる。
私たちって変化することを選ばないよね。
本当にそうだと思った。しかも変化しなきゃね、という文脈じゃなく、まあこれが私たちなんだよねという、あくまでも再確認だったのが、何とも私たちらしい。

結婚したり子供を産んだり、転職したり起業したり海外へ飛んだり。そういう目に見える変化がどうしても眩しく見えるけど、独身子なしのまま、新卒で入った仕事を辞めないまま、じわじわと変わっていく人がいたっていいでしょう。

そういうわけで、noteを書いてみることにしました。

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