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電子書籍でハウツー本『小論文の書き方』を出版しました

 12月に入り、急に寒くなってしまいました。
 寒いと、普段は色んなことに対してなかなかやる気になれないのですが、なぜか今は文章を書くことに対するモチベーションが高めです。

 いくつか文章関連で行っていることがあるのですが、ここでは電子書籍の出版について書いていきます。

 さて、以前にも電子書籍の出版をしたことがありました。その時は趣味で書いている小説の出版で、読まれにくいとされるジャンルの割には、多くの方に届いたかなと思っています。収益化とかそういうレベルではないですが。
1作目を出版した時に書いた電子書籍の書き方のまとめは、こちらです。

電子書籍に初挑戦したのでそのやり方を書いてみる

 では、今回は何を書いたのか。
 小説ではなく、ハウツー本――小論文の書き方についてです。
 私は出産前までの7年間、塾講師をしていた経歴があります。その時、及び大学の頃に英論文についての講義で学んだ内容を元に、どのように書けば小論文が上達するのかをまとめました。5000字程度と短いですが、ギュッ重要な事柄が詰まっているはずです。例えば――

・客観的な文章とは
・客観的な文章を書くのコツ
・導入部の書き方
・抑えておきたい本論のパターン
・評価されやすい体験談の書き方
・結論のポイント

 などを具体的に説明しています。
 
 小論文に苦戦している学生さんをはじめ、就活のエントリーシート大学の論文の書き方にも役立つのではないかと(論文では体験談よりも資料やデータを論拠として重視してください)。

 こちらからご購入いただけます。

文章を書くのが苦手なあなたへ 小論文を書くコツ: 元塾講師が具体的に教えます

12月2日(木)~12月7日(火)まで無料キャンペーンも実施していますので、気になった方はぜひその期間中にどうぞ。
また、価格自体も税込112円ですので、気軽にお読みいただけるかと思います。

以下、サンプルとして、冒頭をチラ見せします。

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■「客観的」な文章の書き方

・客観的とは?

 小論文をはじめ、論文や説明文は客観的な文章だと言われています。しかし、この「客観的」とは、どのような文章のことを指すのでしょうか。

 まずは「客観的」な文章と対極にある「主観的」な文章について考えてみましょう。これは自分の思ったこと、感じたことなどを書いたものです。作文や読書感想文が相当します。

 一方で、「客観的」な文章とは、体験や資料、データなどに基づき、どうしてそうなるのかを示しながら書いた文章のことです。つまり、自分の思ったことを書くのではなく、あくまで誰の目から見ても明らかな「事実」として書いてあるものが「客観的」な文章ということです。

 しかし、はっきり言ってしまえば、それはあくまで建前です。論文であれなんであれ、示した事実を元に自身で考察した事柄を書く以上、自分の主張を書いている、ということになります。ですから、実際のところ「主観的」な文章と「客観的」な文章の違いは、自身の主張を裏づける論拠を示してあるかどうかということです。例えば、殺人事件について、なんの証拠もなく「あの人が犯人だと思う」と言えばそれはただの当てずっぽう、つまりは「主観的」な予想に過ぎませんが、証拠を示しながら犯人を割り出すのであれば、それは他者が「客観的」に見ても納得する推理になります。

 このように、「なぜそうなるのか」の論拠を示しながら自身の考えを書いた文章が、「客観的」な文章なのです。

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 書籍の方では、客観的文章ではNGな「思う」を、ちょっといじって使えるようにしてしまう裏ワザや、自身の論を展開していく本論のパターンなどを紹介しています。

 最後に、もう一度宣伝としてリンク貼らせてください。

文章を書くのが苦手なあなたへ 小論文を書くコツ: 元塾講師が具体的に教えます

 よろしくお願い致します。

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