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歯周病と虫歯って違うの?歯周病編

前回は歯を磨いても虫歯になる、予防が大事という歯のお話でした💕

今日は歯周病について。
歯を失う一番の原因が歯周病って知ってました❓
私は、虫歯になって、ぐらぐらして、抜けると思っていました!
(あまり歯医者に行かないので😅)虫歯の延長線上に歯周病という勘違い🌀
歯周病は歯ではなく歯の周りの問題で、おまけに感染症ということです。
しかも2001年に歯周病はギネス認定『これだけ蔓延した病気はない』という感染症で、30代以上の80%と言われています… うつるんです😓 
今、新型コロナの菌も問題になってるが、それよりも一番多い感染症が歯周病。

歯周病とは
歯と歯茎の間の歯垢(プラーク=細菌の塊)の中の歯周病菌によって引き起こされる感染症
(※歯垢は食べかすではなく、細菌の塊。食べかすが歯垢になるのに約8時間)
歯の周りのはぐき(歯肉)に炎症が起こり、進行すると歯を支えている骨が溶けてしまう。
歯とはぐきの間の境目(ポケット)の清掃が行き届かないと、そこに歯垢(プラーク)が停滞し炎症を起こし、歯肉が赤くなったり、腫れたり、そのうち歯がぐらぐらし、歯を失ってしまう。

虫歯は虫歯菌によってが溶ける、歯に穴があく病気。(歯の病気)
歯周病は歯周病菌によって、歯の周りの炎症によりはぐきや骨がダメージを受ける病気。(歯の周りの歯肉や骨の病気)虫歯と歯周病は違う病気です‼️

そして、先生曰く…
・歯周病に関して間違ったブラッシングをしてる→なぜなら、ブラシングは日本語で歯磨き。この時点で間違い。歯の周りの病気なのに歯を磨いている。
・歯医者さんが扱っているから、歯周病は歯の病気と思い込んでいる人もいる。
・はぐきをしっかり磨かないとブラッシングとは言えない。
・ブラッシングすると歯周病予防になるのに、虫歯予防の歯ばかり磨いている。
・歯はゴシゴシ磨いていいが、歯の周りは柔らかいからゴシゴシではだめ→歯と歯の周りの磨き方が違う。歯の周りを磨くこと

私はごっちゃにしてました🌀虫歯と歯周病、歯磨きとはぐきのブラッシング。
それぞれ、違う病気で、違う予防、わかってるようで、わかってなかった😓

歯の周りについて
・歯は、はぐきにのっかてるが、はぐきという柔らかい組織に乗ってるのではなく、歯を支えてる骨がある。この歯槽骨と繊維(歯根膜)で歯が結ばれている。
・髪の毛食べたときにわかるのは、歯根膜が反応する
・歯の周り→はぐき 歯根膜 歯槽骨。ここが歯周病に一番関係する→歯とはぐきの間の汚れを取ることが一番大事。


歯の周り

年をとってくるとどうなるか?
・歯茎に炎症が起きる(歯肉炎)→バイ菌がどんどん繁殖→バイ菌が下にいく→歯根膜がどんどんなくなる→骨との支えがなくなる→骨がなくなる→歯がぐらつく→
歯を失うことも(歯茎が腫れて下がっている人もいる)

セメント質の虫歯について
歯のエナメル質が虫歯になると言われるが、大人になると一番虫歯になりやすいのはセメント質。ここが虫歯になる。エナメル質のフッ素の予防効果は30%から40%。セメント質の虫歯(大人虫歯)は予防効果はフッ素だと67%まで跳ね上がる→大人こそフッ素使わないといけない。(フロス使う場合はフロス→フッ素で)
そして、歯周病対策は虫歯対策にもなる。

歯周病は歯を失うだけでなく体も失う
・ブラッシングを間違えると血が出る→血が出ると歯周菌のエサが増える→歯周病菌も増殖→血液を通じてバイ菌が全身に回るリスク(血が出るブラッシング最悪)
ちなみに口の菌と肛門の菌の数は同じと言われている。
・歯周病菌の特徴:空気を嫌うため別名嫌気性菌。空気が届かない所で繁殖。
・全身疾患にかかわるリスク→ガンの転移起きやすくなる、糖尿病悪化、骨粗しょう症、認知症、動脈硬化など。妊婦さんにもリスク。

歯周病が全身疾患にかかわる=いかに口内ケアが大事か‼️
そのためにも、歯周病予防の歯ブラシに変えて、歯周病ケアのブラッシングと歯周病ケアの考え方を身につけてもらう方がいいのでは?ということで、先生はずっとこのようなお話をしているとのことです✨
たまに歯茎から血が出ていたことが、どれだけ恐ろしいことになるのか、私自身
今回本当に勉強になりました😃

次回は歯周病の対策について💕

それでは、また。
Have a nice day!

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